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ヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年生草本。ヤマノイモ属の植物は全世界に約600種がみられ、そのうち約60種が食用となる。
このうち、世界的に重要なのは7〜10種で、主として北緯5〜10度の範囲で栽培され、その地域の主食となり、ヤマノイモ文化圏を形成している。日本はヤマノイモ栽培の北限に位置するが、トコロ(野老、オニドコロともいう)とジネンジョ(自然薯)が自生し、ヤマイモ(山芋)とダイジョ(大薯)が栽培されている。
ヤマイモの原産地は中国の雲南とする説が有力である。日本への渡来はかなり古く、縄文後期と推定され、穀物が栽培されるまでの重要な主食となっていた。9世紀には記載がみられるが、ジネンジョとの混同がみられ、これとはっきり区分した記載は江戸時代に入ってからである。
ヤマノイモの食用部分は、根と茎の中間的性質があり、根から茎への移行部分が肥大したものである。厳密には担根体というが、ここでは「イモ」という名称を用いる。
参考文献:
投稿日:2007年1月9日 閲覧回数:5350
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