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豊ちゃん(東京・築地)

ご飯にオムレツを乗せソースをかける。ボリューム満点オリジナルスタイルのオムライス

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築地中央市場場内で早朝から賑わう洋食店です。創業は大正8年。当時日本橋にあった市場で「市場の人が元気になる食事を」という姿勢でスタートしました。
料理はどれもボリュームたっぷり、しかも提供スピードの速さが特徴。しかしながら、わけても料理のレベルの高さには驚かされます。創業者は「精養軒」で修業したベテランだったとのこと。今や同店の顔であるオムハヤシライスはご飯の上に半熟のオムレツがのり、コクのあるハヤシソースのかかった逸品!!しっかり炒めた玉ネギと豚肉の具がいい味を出しています。

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ランチョン(東京・神保町)

コクのあるデミグラスソースで、ビールのすすむハヤシライス

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昔ながらの洋食は、不思議とビールに合うものが多いのです。老舗ビヤホールの草分けである同店のハヤシライスは、昔からの人気メニュー。約1週間かけて仕込んだデミグラスベースのコクのある味が後を引き、恰好のビールのつまみになるのです。
ラードを使い、4時間かけて気長に炒めるというルーも、手間のかけようを物語っています。

ハヤシライス 1100円。
毎日仔牛肉と牛スジ加えて煮込み漉すこと1週間。
出来上がったデミグラスソースには、肉の旨みとコクが充満しています。

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マルズバー(東京・六本木)

お客に合わせたアレンジオムライスは、カウンター業ならでは!

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バーや居酒屋などでも、オムライスは食事メニューとして人気です。人気のワインバー「マルズバー」の長谷川優さんは、「店が小さいとやれることが限られる。カレーは匂いが気になるし、ハヤシは手間がかかって周りも汚れやすい。でもオムライスなら簡単です」。
洋食店の老舗「香味屋」出身だけに、スタイルはクラシックです。また、2人連れのお客なら、なんと小さいサイズで2つつくってくれるのです。対面サービスのバーならではのきめ細かい配慮といえますね。

「オムライス」(1200円)のライスはウスターソーストマトケチャップでしっかり味つけます。卵にくるんでそのまま何もつけずに食べてもOK。トマトケチャップも別容器で提供してくれるから、好みの味に調節できるのも嬉しいところ。

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おまかせ亭(東京・渋谷)

ボリュームのあるオープンスタイル。 シンプルな「トマトご飯」であっさりと。

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飯にオムレツをのせて切り目を入れると、中から半熟の卵がとろーり。あえて「オムレツ」ライス(ランチ価格。サラダ、デザート、コーヒーつき)と名乗っているのはこのためです。
イメージの原点は、卵かけご飯。口の中で卵とご飯が混ざり合うあの感じだといいます。卵でご飯を巻く定番のスタイルでは、卵を薄く焼かなければなりません。そのためご飯の印象が強くなるのです。それゆえでき上がったのが、このスタイル。
また、ご飯も炒めずに、あっさりとトマト味で炊き上げるのみ。トマト、玉ネギなどを加えてチキンブイヨンで炊き上げました。一見斬新なスタイルに見えますが、根底に流れる「懐かしさ」の点では共通するものがあるようです。

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御茶ノ水 小川軒(東京・御茶ノ水)

素材の味が生きた さらりとしたソース
和牛の持ち味を生かした贅沢ハヤシ

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ホテルオークラ出身のオーナーシェフによるこだわりのハヤシライス(昼1890円/夜2100円)。
最大の特徴はさらりと上品かつ、旨みに満ちたソースです。その秘密は高品質の材料を使うだけでなく、素材の持ち味を生かす調理の工夫にあります。炒めたデミグラスソースの材料はザルでしっかり油を切り、仕上げに牛脂でコクを出します。
具材の玉ネギも歯ごたえを生かすひと技が施されているのです。端肉をソースや具材に有効活用していることも旨さの要素。この価格にも納得の、贅沢な仕上がりです。

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グリル小宝(京都・岡崎)

親子3代で守ってきたドミグラスソースの味。ハイシライスとオムライス、どちらにする?

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濃厚なドミグラスソースを堪能したいならこの店でしょう。ハイシライス(ハヤシではなくハイシと呼ぶんですよ!1100円)もいいけれど、まずはオムライスをおすすめします。
同店ではケチャップではなくドミグラスソースをかけます。これがケチャップ味のご飯と実によく合うのです。また薄焼き卵がはちきれそうなボリュームながら、850円のうれしい価格!!グリル小宝は、初代畠中百馬さんから親子3代つづいてきた老舗です。こざっぱりとした店内では、現代に通じる伝統の温かさを実感できますよ。

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籠目屋(愛知・名古屋)

トマトケチャップメーカー・カゴメの洋食店のオムライスは、シルク肌の半熟卵に まとやかな特製ソース

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オムレツに欠かせないアイテム、トマトケチャップ。そのトップブランド、カゴメ(株)が展開する洋食店が籠目屋です。当然オムライスは人気ナンバーワン!
卵はまるでシルクのようなきめ細かさ、そしてオリジナルのトマトソースは実になめらか。元祖を名乗る基本要素はキープしながらも、近未来的なイメージさえ髣髴とさせる美しい容姿なのです。目指すのは「家族の誰もが食べられるオムライス」。具材は食べやすくきざみ、油分を極力抑えるなど、細部にまで心遣いが行き届いています。しかも、これで630円(単品はランチのみ)とは脱帽です。

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清水亭(東京・神田)

たっぷりチキンライスを卵3個で包み込む。ボリューム満点オムライス

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近くに大学や専門学校が多く、とりわけ学生に人気が高い洋食店。それもそのはず、このボリュームでこの値段、しかもサラダとスープがセットでついてくるのです!
ランチタイムには、50席ほどの店内が3回転する実力店です。つくり方はいたってシンプル。玉ネギ、ピーマン、鶏肉をよく炒めたところにたっぷりのご飯を加え、塩、コショウ、ケチャップで味つけ。それを卵3個を使ってすっぽり包みこみます。外側がパリっとしていて、内側をほどよい半熟に仕上げた卵と、よく炒めたご飯との相性はバツグン!
オムライス(サラダ・スープ付) 650円

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麻布食堂(東京・西麻布)

ケチャップご飯を卵でくるむ定番スタイルのオムライス。ソースは3種類の中からお好みで

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たっぷりと大きめに焼き上げた卵に、すっぽりとくるまれたケチャップ味のチキンライス。家庭で手づくりしたかのような素朴さを持つ、なんとも味わい深いオムライス(900円・ランチ価格)です。
麻布食堂は、スタイリッシュな町、東京・西麻布にあって、懐かしい洋食が味わえる店。小規模ながら、1日50食を下らないという人気商品がこのオムライスです。トマトケチャップのほか、デミグラスとホワイト、全3種類からソースを選べる楽しさもあります。

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グリル満天星(東京・麻布十番)

じっくりと手をかけ仕込んだデミグラス。具と合わせたらさらにじっくり煮込んで仕上げる

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「グリル満天星」のハヤシライスのバランスの取れた味の特徴は、ていねいに煮込んで仕上げたデミグラスソースの旨さと具材の旨みとを、一体化させるテクニックです。
牛肉はしっかり焼いて旨みを閉じ込め、ソースと合わせてゆっくり煮込み、柔らかくなじませます。つなぎのルーは長時間煮込んで腰を抜くので、さらりとした仕上がりです。

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ピッティ(東京・自由が丘)

デミグラスを使わない。トマトソース主体の個性派ハヤシライス

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トマトベースの洗練された味つけでファンが多い。あえてデミグラスソースを使わず、そのかわり具材の半分を炒めてトマト(ホウル+ピューレ)と牛ブイヨン、赤ワインでよく煮込み、提供時に残りの半分の具材を炒めたものを合わせています。
小規模店ゆえの省時間・スペースのための折衷スタイルですが、旨みはしっかり。当然、仕上がるソースはデミグラス系より赤っぽくなるけれど、少量のカラメルで色づけるというひと技で解決。旨さのコツはベースの玉ネギを茶色くなるまでしっかり炒めることなのだそうです。
ハヤシライス980円

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