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自由軒(石川・金沢)

味つけはウスターソースをお好み量で。老舗洋食店の野菜たっぷりの牛カツソース丼

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「昔のカツ丼」と名づけられたこのカツ丼は、いわば、野菜たっぷりの牛カツ・ソース丼。ひと口大に切った牛カツの上にゆでたキャベツとキュウリを散らし、ウスターソースを好きなだけかけます。ジューシーな牛カツとご飯にソースを好きなだけかけて。ジューシーな牛カツとご飯にソースがしみ、ゆでたキャベツは思いのほか甘いですよ。

分類としてはソースカツ丼。だけどいわゆるスタンダードなスタイル(ソースをかけたカツと生せん切りキャベツ)とは、一風異なるこの店ならではの味わいです。

昔のカツ丼(ソースカツ丼) 1365円。
衣のパン粉はドライの中挽きタイプ。粗いタイプだと丼にした時にべちゃっとしやすいから。
第2の主役キャベツも重要。柔らかい春系キャベツではなく旨みのつまった固いタイプを選びます。

一風変わったメニュー名「昔のカツ丼」の由来は・・・?

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「自由軒」は、創業明治42年という金沢の老舗洋食店。今なお往時の面影を残す市内東山の花街「ひがし茶屋街」にあって、代々愛されてきました。このカツ丼も、贔屓客だった芸者さんのリクエストによって生まれたとのこと。ユニークな名前はというと、「店ではこれが『カツ丼』でした。戦後になってとんカツを卵でとじたスタイルが出たので、こっちを『昔の』と呼ぶようになったんです」と、4代目の店主、川上広喜さん。

[店名]自由軒
[住所]石川県金沢市東山1-6-6 
[TEL]0762-52-1996

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