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「飲食店はインターネットをどう利用するべきか?」セミナーのポイント◎犬伏恵美子講師に聞きました

◎開催日:2008-05-21 (水)◎

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講師:犬伏恵美子 プロモーションコンサルタント「gath.」代表

店の前に看板を置くのと同じ感覚で、
インターネット上にも“看板”を出さないと
お客様にとっては「存在しないことになる」時代が来ています

 5月21日に「インターネットによる販売促進」をテーマにしたセミナーを開講する犬伏恵美子先生に、セミナーのポイントについてうかがいます。

 外食業に限らず、インターネットを活用した販売促進についてコンサルティングをしている犬伏先生は、最近、飲食業、とくに、チェーン店ではない個店の方々から相談を受けることが多いといいます。これまで、インターネットと関わりが強くなかった飲食業界ですが「ネット上にも看板くらいは出そう、くらいの考えでいいので、まずはネットと関わってみる姿勢が重要」という空気が高まっているのです。


飲食店にとってインターネットは重要なのでしょうか?


重要というより、どんな業界であれ「必須」の時代と認識しています。ただ、飲食業に限らず、どの業界にも「ネットなんか要らない」って考える経営者の方もいらっしゃいますし、それでご商売が成り立つことも充分にあるでしょう。ただ、時代は動いているのです。それを知っておくことは重要だと考えています。その上で、インターネットを利用しないことを選んでもよいと思います。わたしとしては、仮に「そろそろインターネットも考えようかな」という飲食店経営の方がいらっしゃれば、どーんと後ろから背中を押してあげたい気持ちです。


インターネットと飲食業の関わり方について、どう考えればいいのか、教えて下さい。


現在、飲食業に限らず、消費者の多くの方々が、お店を探す時に、インターネット上のYahoo!とかGoogleといった「検索エンジン」で”検索”をかけてお店を探します。
たとえば、新宿でステーキが食べたい人がいるとしましょう。その時に「新宿」「ステーキ」って入力して「検索」ボタンを押すと、それに関連したお店のページがずらずらーっと並ぶ。それでお客さんは「あ、こういうお店があるのか」と情報を得て、電話を掛けたり、ちょっと行ってみたりするわけです。もしもその時にお店の情報がネット上にないと、検索をした一見のお客さんがお店を見つける可能性がゼロになってしまいます。それを私は「もったいない」と思うわけです。

自分でホームページを作ったりするのは手間がかかりますよね。飲食店にとっては、かなり負担になるのでは?


確かに仕事は増えるでしょう。ただ、ここ数年で、インターネットを取り巻く環境は、飛躍的に向上しているのは確かです。私たちに近く、優しくなったと感じられると思います。費用面も含めて、われわれとインターネットの世界とのハードルが低くなってきています。ホームページやブログといったインターネット販促に参加するための手段も非常に充実してきました。ビジネスに活用するには、インターネットは非常に身近になっていると考えるべきでしょう。

それに必ずしも、自分でホームページを一から作る必要もありません。メニューブックを作る時、業者に発注するように、インターネット周りのことも、誰かにお願いしてもいいわけです。要は「店の看板がネット上に出ていること」が重要なんですから。ただ、そんな時、発注側としてインターネットの基本的な知識や最新事情は把握しておきたいところですよね。さらに言えば、ブログ、メールといった“インターネットツール”を上手に活用すれば、ある意味で販促がとても簡単になる事が多いんです。自店の販促内容のうち、どの部分をインターネット化して何をインターネット化しないかが経営側の判断になっていくでしょう。セミナーのタイトルに「攻める飲食店舗」とさせていただいたのは、そうした考えもあるからです。このセミナーでは、そのようなスタンスで、飲食店にとってのインターネットの基本的な情報を、お届けしたいと思っています。

ありがとうございました。「インターネット上にまず看板を」というスタンスは飲食店のインターネット活用入門にわかりやすいと感じました。インターネットは今後、誰でも利用するツールになっていくでしょう。飲食店経営にもプラスになるよう、少しずつ活用していくことが重要です。本セミナーは、インターネットに少し”苦手”意識をお持ちの方にも学んでいただける内容になっておりますので、お気軽にご参加下さい。

 お申込みおよび、セミナーの詳細は、「飲食店はインターネットをどう利用するべきか?」◆開催日:2008-02-06 ◆ をご覧下さい。


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