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あの人のおうち餃子
定価 1,430円(税込) 在庫あり

発行年月 2016年9月28日
判型 A5
頁数 120頁
著者 柴田書店 編
ISBN 978-4-388-06238-6
レシピの難易度

日本の食卓に欠かせないおかずのひとつに「餃子」があります。
専門店の持ち帰りからスーパーの冷凍・チルド品まで、市販も充実していますが、おうちで作るのも楽しいもの。
本書では「餃子好き」を自認する7人に、包んで楽しい、食べておいしい餃子を紹介してもらいました。
焼き餃子、水餃子、蒸し餃子、揚げ餃子と調理法もいろいろ。おすすめのたれや、餃子と一緒に食べたいおかずも収録しました。

料理を職業とする7人の方に登場していただきました。

吉田勝彦さん――基本の焼き餃子と水餃子
体にやさしい、化学調味料を使わない中国料理で知られる東京・代々木上原「ジーテン」の吉田勝彦さんには、焼き餃子と水餃子の基本を教わります。
焼き餃子は市販の餃子の皮を使った方法を、水餃子は皮から手作りします。
水餃子やこれからの季節、お鍋にしても! 

笠原将弘さん――子どもと食べたい餃子
学校給食にもたずさわる「賛否両論」の笠原将弘さん。
「餃子が嫌いな子を見たことがない」と話す笠原さんには、子どもたちに根菜を食べてほしいと考えた「きんぴら餃子」、ピーマンやナスをきざんでカレー味でまとめた「カレーあんかけ餃子」、コーンの甘みがアクセントの「えびコーン餃子」を教わります。
どれも大人のおつまみにもぴったりです。

按田優子さん――旅する餃子
代々木上原の「按田餃子」を経営するかたわら、全世界を旅し、行く先々で料理を作る按田さん。「旅する餃子」をテーマにユニークな餃子を披露します。
パリの餃子のイベントで作ったセロリの水餃子やマンゴー餃子や、ペルーやインドネシアの料理をヒントにした餃子、お店で作っている餃子を家庭用に作りやすくしたレシピもあります。

岩倉久恵さん――日本ワインに合う餃子
ソムリエであり、渋谷「カフェ・ブリュ」の女将でもある岩倉久恵さんが紹介するのは、日本ワインに合う餃子。
味噌とブルーチーズが隠し味の「れんこんとたけのこの蒸し餃子」、醤油で煮た大根を使った「大根と梅干しの焼き餃子」、イワシのすり身にかつお節と長ネギを加えた「いわしとおかかの揚げ餃子」などワイン片手に食べたいものばかり。


冷水希三子さん――ハーブとスパイスが効いた餃子
気鋭の料理家・冷水希三子さんには、得意のハーブやスパイスを取り入れた餃子を教えてもらいました。
ロシアの料理の「ペリメニ」、トルコの小さな水餃子「マントゥ」など各国で食べられる餃子はもちろん、「雲南に行った時にどの料理にも添えてあった」というパクチー、ミントをどっさりのせてレモンをぎゅっと絞って食べる「雲南風餃子」はすぐに真似したい一品です。

谷 昇さん――レストランで出したいネオ餃子
「世界各国に似た料理は世界各国にあって、フランスも例外ではない」と話すのは「ル・マンジュ・トゥー」の谷さん。
フランス料理をヒントにした「4種の野菜のラヴィオリ」「羊のムサカ、餃子の皮のミルフイユ」「エビのルーロー」を、すべて市販の餃子の皮で作りました。「お店でも出せるかも」というユニークな餃子は必見です。

福田里香さん――いろいろな餃子の包み方
お菓子研究家であり、著書『フードを包む』など《フードラッパー》としてもおなじみ福田里香さんは、餃子が大好物。
「餃子はラップフードです」と、楽しい包み方をあれこれ提案してもらいました。
同じ市販の皮、同じ具材を使っても、包み方ひとつで食べた時の印象はガラリと変わります。パーティーにもぴったりの、かわいくて楽しい包み方。ぜひ一度お試しあれ。

あの人のおうち餃子(見本)

あの人のおうち餃子(見本)

◆担当編集者より
笠原さんも本の中で言っていますが、餃子が苦手という人はほとんどいないのではないでしょうか。逆に「餃子が一番好き」という人は、たくさん知っています!専門店やラーメン屋さん、中国料理店でも気軽に食べられ、各地の有名店のお取り寄せもあり、デパ地下やスーパーには焼いたもの、生餃子、チルド、冷凍餃子……いかに餃子が人気かわかります。
これだけ充実していると、家で作る人は少ないかと思いきや、「おうちで作る餃子は格別」という声もたくさん。
本書を読めば、なんて餃子は自由なんだろう、と思うはず。好きな具材を好みの味付けで、お気に入りの皮で包んで。少しハードルが高い気がする手作りの皮も、やってみると意外とかんたん。しかも、驚くおいしさです。
かわいいものが好きな人は、ぜひ福田里香さんのページを見てください。キャンディ包みやファスナー包みなど、お弁当や餃子パーティーで、思わず歓声があがること請け合いです。

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