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料理百科事典

雲子

クモコ

白子は雄の魚の精巣を指すが、料理で珍重され、単体で商品として流通しているのはフグとマダラのものである。 マダラの白子はその形から「雲子」もしくは「菊子」ともいう。また、北海道では「タチ」と呼ばれている。
魚としてのマダラは、3年ほどで成魚になるが、料理に用いるには5〜10?の型のものがよい。雲子も大きい型の雄から取れたもののほうが、味わいにコクがある。 マダラに近い種であるスケソウダラの場合、真子(卵巣)であるタラコのほうが重要視され、雲子は価格が低い。一方マダラの真子は形が大きいが、見た目にグロテスクであるため、生鮮ものとして小売されるよりも、加工品の材料として流通されるものが多い。

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