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プロならではの究極の配合を紹介するレシピ集!! 編集担当者より

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ブランジュリ タケウチ
『どこにもないホームベーカリーレシピ』

著者:竹内久典
発行年月:2009年11月20日
判型:A12切 頁数:84頁
定価: 1,365円(税込)


竹内久典シェフの前回の本(ブランジュリ タケウチ どこにもないパンの考え方)が完成し、
しばらくご無沙汰して久しぶりにお店に行くと、
開口一番「いま、ホームベーカリーに凝っているんですよ!」とシェフ。

「え? ホームベーカリーってあの家庭で使うやつですか?」
「そう。最近ブームなんですよ。知らないんですか?」。

……それまで私の中でホームベーカリーといえば「音がうるさい、
焼きたてはおいしい、そのうち飽きる…」と、
そんなイメージだったんですが(すみません。
でも、シェフも最初はそう思っていたそうです)、
「ま、一度作ってみてくださいよ」とホームベーカリーとシェフのレシピを拝借し、
さっそく焼いてみると……これがびっくりするおいしさではありませんか。
「すごくおいしいです!」「でしょう?これ、本になりますよ」「すぐにやりましょう!」と
話はトントン拍子で進んだものの……これからがシェフは大変でした。

本を作るにあたり、「家庭で無理なく作れるように」と
一番シンプルな「食パンコース」のみを使ったレシピにする、と決めたので、
材料をセットしたあとはすべて機械任せ。
シェフが手をかけられるのは材料とその配合しかありません。
何度も試作を重ねる中で機械の特性を把握し、
それに合った配合を考え出すのに試行錯誤していただきました。

おかげで、「これ、本当にホームベーカリーで焼いたの?
ちゃんと竹内くんの味がするよ」
(本書にも登場いただいた「ラ・トォルトゥーガ」の萬谷浩一シェフ談)というレシピが完成しました。

ちなみに本の作成中、実証のために会社で毎日焼き続けたところ
「ホームベーカリー買う!」という人が続出。
社内ではp46「ナポリ」が一番人気、
個人的には、初めて焼く人にはp12「ミルクハース」がおすすめです。

napori.jpg
◎ナポリ

イタリア料理店で食べたジャガイモのニョッキに入っていたのが、
トマト、バジル、松の実。
この組合せでパンを作ったパン。

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◎ミルクハース

ほんのりミルクの香りがする、ふかふかの食パン。
ほのかな甘みと口どけのよさは、
子供にもお年寄りにも喜ばれます。

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2009年11月16日 16:11に投稿されたエントリーのページです。

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