2025年09月16日
そばうどん2025
著者:柴田書店MOOK
発行年月:2025年9月10日
判型:A4変 頁数:168頁
今回は特別号として表紙もイラストから写真に変更。『そばうどん』の全バックナンバーを揃えている石神井公園の「蕎麦と酒処 きくち」さんにお願いして、店内の書棚とともにイメージカットを撮影させていただきました。
何しろ社内で保存されている過去の号は「禁帯出」のステッカーがでかでかと貼られていたり、端が折れてくたびれていたりで、とても読者の皆さまにお見せできる状態ではなかったもので。
無理を承知で図々しくもお願いした甲斐ありまして、臨場感のあるカットとなりました。ただ、バックナンバーを見るたびに創刊号の重厚感と充実ぶりには圧倒され、当方の力不足を思い知らされてしまいますが……。




投稿者 webmaster : 17:00
2025年02月10日
蕎麦前とつまみ167品
著者:柴田書店 編
発行年月:2025年2月14日
判型:B5変 頁数:144頁
そば店のつまみの本を作りたい。そう思いついてからもう10年以上になります。
異業種からの参入者が多いそば店では、型にはまらず新しい発想で料理を提供する動きがあること、日本料理店がレッドオーシャン化するにつれ、日本料理の修業経験がある人がそば店を開業するケースが増えたことで、そば店においてつまみのバリエーションが増えてきているのを肌で感じたからでした。


以前のそば店のつまみといえば、そばつゆやかえしを多用するために茶色い見た目で醤油味ばかりでしたが、それも昔の話。さりとて、ありきたりな居酒屋メニューが並び、最後をそばで締めくくるだけのタイプの「そば居酒屋」とも違う、新しい流れを感じてください。

投稿者 webmaster : 10:00
2023年08月30日
そばうどん2023
著者:柴田書店 編
発行年月:2023年8月29日
判型:菊4変 頁数:168頁
今回は本誌でもなかなか取り上げる機会の少なかった「コース料理」の特集です。
7軒の店にご登場いただいた中で、筆頭を飾る店は東京・立川の「無庵」さん。

40歳代の時に転身してそば店主の道に進んだ無庵の竹内洋介さんの元からは、多くのお弟子さんが巣立ち、全国でそばコースのお店を開いていらっしゃいます。
そんなそばコースの総本山の一つでもある無庵ですが、元は竹内さんのご実家の建物で、古民家改装スタイルのそば店の先駆けでもありました。

さて、ここからが本題なのですが、元柴田書店写真部所属のカメラマン高島不二男さんは、何と竹内さんの弟さんと大学時代からの友人で、そば店になる前の実家時代の無庵に遊びに行ったことがあるとか。
「確かここはあの当時は庭で、ソテツが生えていましたよね?」なんて話で撮影中も大盛り上がりでした。まだ赤ちゃんだったお子さんを抱いた竹内さんとも会っているそうです。

そこで当方、そんな高島さんの強力なツテを得て調子と図に乗りまして、竹内さんの畑にまでお邪魔して撮影を敢行しました。無庵で提供している野菜などは自家栽培し、まさに季節に応じて提供しているのです。そばだけに留まらない竹内さんの生き方の一端も伝えることができたら幸いです。

投稿者 webmaster : 13:45