

ラオス、カンボジア、ベトナム──米文化がはぐくんだインドシナの食文化と料理
アンドシノワーズ
2,420 円 (税込)
ISBN:9784388063284
発行年月日:2020/7/17
判型:B5
頁数:128頁
園 健、田中 あずさ 共著
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旧フランス領インドシナ(ラオス・カンボジア・ベトナム)で受け継がれてきた古典料理を46品掲載。
1954年にインドシナ3国がフランスから独立して以降も、仏印的な食文化は各地で受け継がれてきたものの、21世紀以降は経済発展やIT化、それに伴う都市化の影響を受け、古典料理も姿を消しつつあります。
「インドシナ」という呼称も消えゆくなか、かつては確実に存在していた仏印の食文化をていねいに拾い上げ、その調理技術や食材・調味料使いなどのアイデアを伝えます。
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本書でご案内する「インドシナ三国」とは具体的にラオス・カンボジア・ベトナムを指します。その共通点は、インドシナ半島に位置し、少し昔にフランスの植民地政策下に置かれていた国々であったこと。
1887年にはじまり67年後に消えた彼らのコロニアルな生活様式と食文化は、宗主国であったフランスに加え華僑の影響を受け、さらに南国のゆたかな自然に恵まれ成熟しました。
一方、経済活動の急速な画一化により、それらはかつてはたしかにあったけれどいまは消えゆく幻のような存在になりつつあります。
この本や、私たちが東京で構える小さな料理教室を通して、かの美しい世界を少しでもご案内できることを願います。
◎園 健(その・けん)
写真家、料理家、冒険家。インドシナ半島で旧フランス植民地の生活様式を主題にした撮影に取り組む。現在は主にメコン河流域の食文化の研究を行う。
◎田中あずさ(たなか・あずさ)
料理家、コピーライター。旧仏領インドシナの食文化をテーマに、東京都内で1日1組の料理教室を主宰。三国の中でも特に山あいの古典料理の研究を行う。
「Indochinoise(アンドシノワーズ)」はフランス語の形容詞。いまはもう「インドシナ」という呼称や文化も忘れられつつある一方、かつては確実に存在していた彼らの生活様式と歴史文化を丁寧に拾い上げたいと名付けた。
【目次テキストを見る】
- CONTENTS
- この本について
- 寄稿①それは村の煮炊き所のように。ツレヅレハナコ
- 印度支那の食おもてとうら園健
- インドシナらしさについて田中あずさ
- 地理で見る旧フランス領インドシナの食文化
- アンドシノワーズの食材・調味料一覧
- 山岳地帯ならではの料理
- 1:青唐辛子とにんにくのディップ
- 2:白いきのこの和えもの
- 3:焼きトマトのディップ
- 4:たけのこと豚肉の包み蒸し
- 5:山のスープ
- 6:根菜ハーブともち米のスープ
- 7:白身魚と焼トマトのスープ
- 8:豚肉のラープ
- 9:レモングラスのファルス
- 10:蒸し野菜と生姜の和えもの
- 11:鹿肉のレモングラス炒め
- 12:豚肉と香草の腸詰め
- 13:魚の香草揚げ
- 14:もち米
- 湖沼や川の周辺地域の料理
- 15:白身魚のラープ
- 16:魚卵と根菜ハーブのディップ
- 17:白身魚とプラホックのそぼろ煮
- 18:川魚の素揚げ若いタマリンド添え
- 19:鯉と豚肉のココナツジュース煮
- 20:若いバナナと巻貝の煮もの
- 21:川魚の素焼き熟したタマリンド添え
- 沿岸地域ならではの料理
- 22:魚のパイナップル炒め煮
- 23:魚の素揚げ醗酵大豆だれ
- 24:巻貝のココナツ煮
- 25:蟹のタマリンド炒め
- 水田地帯や平野部の料理
- 26:白身魚の香草蒸し
- 27:蒸し野菜と二種のたれ
- 28:巻貝と豚肉の蒸しもの
- 29:バナナのつぼみと鶏の蒸しもの
- 30:蒸しプラホックライム風味
- 31:焼きプラホック
- 32:鶏の香草グリル
- 33:アヒル卵と瓜の炒め
- 34:鶏肉と生姜の炒め煮
- 35:ささげ豆のクルーン炒め
- 36:豚肉のクルーン炒め
- 37:空心菜とクルーンのスープ
- 38:豚肉と川エビの炒め煮
- 39:蓮の茎と豚肉の炒め
- 40:バナナのつぼみと鶏肉のスープ
- 41:アヒル卵とプラホックの蒸しもの
- 42:茄子と豚肉の炒め煮
- 43:旧正月の茹でちまき
- 44:牛肉とパイナップルの煮込み
- 45:ナマズとクルーンの蒸しもの
- 6:アヒルの腐乳ロースト
- 寄稿②岡本仁



