

腕利きエリアマネジャーと店長のタッグが、チェーンを強くする!
フードサービス業 店長を育てるエリアマネジャーの仕事
1,980 円 (税込)
ISBN:9784388154449
発行年月日:2019/2/21
判型:四六
頁数:204頁
井上 恵次 著
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「儲けの源泉は店舗にある」
現場をあずかる店長をバックアップし、より収益が高まるように導く上司の存在がエリアマネジャーであり、店長とエリアマネジャーの強力なタッグこそ、企業が成長するための最大の原動力。
本書は、日本の外食産業においてどこかあいまいな存在であるエリアマネジャーが果たすべき役割を中心に、現場で不可欠なオペレーション技術とマネジメント技術の中身、それを組織全体に浸透させるために必要な取り組みについて詳細に解説します。
ますます激化する外食マーケットの競争を勝ち抜くための、強い現場づくりのノウハウが詰まった一冊です。
※本書は『月刊食堂』2015年3月号〜18年9月号まで連載した「エリアマネジャー育成講座」を加筆・再構成し、まとめたものです。
「強いオペレーションラインの条件」「コミュニケーションと情報共有」「エリアマネジャーの指導」「トレーニングと人材育成」「予算管理のあるべき形」の5つの章で構成。
ワークスケジュール表、売上げや客数関連の週間管理表など帳票類のモデル例も掲載し、現場を預かる店長や、店の課題解決に向けて店長を後押しするエリアマネジャーに求められる、オペレーション技術やマネジメント技術、またその指導のポイントなどをわかりやすく解説します。
本書は、柴田書店発行の月刊誌『月刊食堂』誌上で3年半にわたって連載され、好評だった「エリアマネジャー育成講座」を一冊にまとめたものです。
著者は大手外食企業のロイヤル(株)で「ロイヤルホスト」全国展開の陣頭指揮をとり、多くの店長、その上司であるエリアマネジャーや経営幹部を育成してきました。外食チェーンの専門コンサルタントに転じてからも現場目線を貫き、30年間にわたる指導のなかで目覚ましい実績をあげています。
本書がテーマに掲げる“エリアマネジャー”は、強い店づくりと企業成長のキーマンといえる存在。エリアマネジャーが育ち、店長と適切な関係が築けてこそ、1店1店が高い競争力を持った、本当に強いチェーンになるのです。そんなエリアマネジャーの役割を明確にし、しっかりと機能させるための実践的なノウハウが本書には詰まっています。
大規模なチェーン展開を志す外食企業のみならず、支店経営を含めて「1店1店の競争力を高めたい」と考える外食マン必見です。
◎井上恵次 (いのうえ・けいじ)
1939年9月10日福岡県生まれ。
上智大学経済学部卒。柴田書店編集部長を経て、78年、ロイヤルに入社。86年同社副社長。在任中にベッカーズを創設、社長に就任。88年ロイヤルを退社。90年5月、ベッカーズ社長を退任し、井上フードビジネスコンサルタンツを主宰、現在に至る。
著書に『食堂業 店長の仕事』『食堂業 エリアマネージャーが育てる強い店 強い店長』『食堂業の店長会議』『食堂業の店長会議』(すべて柴田書店刊)などがある。
【目次テキストを見る】
- 目次
- はじめに
- 1外食チェーンにおける競争の最前線部隊
- オペレーションライン弱体化が不振の要因/エリアマネジャーはオペレーションラインの要
- エリアマネジャー不要論の間違い
- 2まず「店長の仕事」を明確にする
- 店長が負っている3つの責任/「店長に考えさせるな」という間違い
- 店が小売業に近づけばエリアマネジャーは不要/権限委譲に名を借りた「放任」も横行している
- 店長は「正しいプロセス」が不可欠/店長業務は決してルーチンではない
- 店長の成果がエリアマネジャーへの評価になる
- 3店長とエリアマネジャーの関係は組織の原点
- 店長とエリアマネジャーは単なる上下関係ではない/スタンダードの実現こそ共通の目的
- スタートはお客さまの満足を得ること/安売りではなく価値を高める経営に
- 1コミュニケーションの前提となるもの
- 同じ土俵に立って話をすること/正しい軌道に引き戻す唯一の手段
- 人の準備が仕事のやりがいに直結する/エリアマネジャーのリーダーシップが不可欠
- 2コミュニケーションに不可欠なツール
- 営業日報は毎日のコミュニケーションツール/「準備」の状態を示す項目があることが大事
- 「店の危機」をいち早く察知するのが目的/客数の傾向がまず入手すべき情報
- 店の情報はワークスケジュールにある
- 3必須ツール、フラッシュレポートの活用法
- 時間帯別、曜日別の数字がなければならない/店ではリーダーの動きに注目する
- 売上げの「中身」が把握できなければならない/店長の意思をはっきりと摑むことが大事
- 4コストの動きも1週間単位で把握する
- 「標準」と「実際」の差異を問題にする/原価はトレーニングのコストも把握する
- ユーティリティコストは「異常値」を把握する/数値はすべて「顧客満足」につながる
- 1店長へのオペレーション指導…
- 前提は「オペレーション=分業」の理解/まずQSCのスタンダードを確認/トレーニングのテ
- ーマを伝える
- 店長やリーダーの仕事を奪ってはいけない/指導のテーマは数値で表現する
- 標準との差異は「人の組合せ」が要因/「誰のどの作業が問題か」を見つける/作業の背景にあ
- る理念こそが大事
- 2来客数を増やすための店長への指導
- 客数、働く人員の数とスキルを確認/指導の決め手はワークスケジュール/QSCに加えて提供
- 時間がポイント
- 中間バッシングが客席回転を高める/ディナーはより「連携」が重要
- 店ごとの客数に加えて、エリアの客数も高める/エリアマネジャーは常に「傾向」を摑む
- 謙虚に改善に取り組む姿勢が大事
- 3売上高を増やすための店長への指導
- 客単価は「無理なく」上げていく/客単価増の前提はメニュー政策/営業日報で客単価の動向を
- 把握する
- 客単価の乱れはオペレーションに起因する/スタッフ全員の意識をひとつにする
- 4店長への経費コントロールの指導
- 「経費は売上げを上げるために使う」のが大前提/店の状態がわかる帳票が不可欠
- 経費はあくまで「標準通り」に使う/店長の「予測」と「意思」が重要/リーダーの存在が原価
- 管理を左右する
- 標準を「下回らない」ことが大事
- 5店長の「準備」についての指導
- 店長の準備に不可欠な4つの技術/技術を使うためのルールが不可欠/店長の準備の状況を事前
- に把握する
- モノの準備に欠かせないメニュー別注文率/スタンバイでは「時間」が重要
- 1トレーニングのテーマを明確にする
- 人を育てるのもオペレーションラインの任務/見るべきは「リーダー」の仕事ぶり
- 改善に向けて動けるよう方向づける/トレーニングは難易度の低い作業から
- エリアマネジャーと店長がルールをつくる
- 2次代の店長を育成する
- 店長育成は教育計画があることが大前提/育成のための環境が整っているか
- エリアマネジャーの「聞き出す力」が鍵を握る/3年めからは準備の技術習得が鍵/複眼的なチ
- ェックが不可欠
- 「育つ環境」を整えるのはエリアマネジャー/経営理念に直結する教育プログラム
- 3エリアマネジャー育成の条件
- 成功体験とコミュニケーション能力が不可欠/人が育つ条件はよい上司がいること
- ルールの押し付けでは対話にならない/店長として「数字を変える体験」をしているか
- 常に「次の候補は誰か」を話題にすること
- 1現場にとっての予算の意味
- 日々の業務で予算は話題にしない/現場において重要なのは予算ではなく予測
- 予算のベースとなる数値はあくまで来客数/経費予算では「人にいくら必要か」が重要
- 予算立案の鍵となるのはコントローラー/エリアマネジャーがコントローラーと折衝する
- 現場で大切な数値を予算に組み込む
- 2店長とエリアマネジャーの予算管理
- 予算管理に不可欠な2つの帳票/まず営業日報で店長の行動を確認する
- フラッシュレポートは予算管理でも不可欠/営業日報とフラッシュレポートでは話す内容が違う
- エリアマネジャーはトップの言葉を「翻訳」する/大事なことは結果ではなくプロセス
- 3情報を組織で共有してこそ予算管理
- 予算達成のためのプランは店長自身が立てる/月次損益を信頼できるものにする条件
- トップにとっての至上命題は客数増の実現/間違った意味に使われている「現場第一主義」
- 店長には組織的な成果が求められる/経営理念の浸透度が競争力に直結する
- これからは「仕事の喜び」の標準化が不可欠


