月刊食堂21年4月号
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 C埼玉2・0上2尾0に年12オー月プにA業務用レトルトカレーを卸売りする他、家庭用レトルトカレットなどで販売ーをスーパーマーケンしたイオンモール設のフードコートを上尾店。大手商業施a社員食堂へのカレーの卸売りAカレーの卸売り事業Bデリバリー専門店の出店加速C商業施設へのイートイン型店の出店加速小誌4月号の特集テーマはタイトルそのまま「もがいた1年失敗と成功」である。外食業界にとって昨年4月からの1年は、まさにコロナ一色に染まった試練の日々だった。そしてこの異常事態は収束するどころか、いまだ先の見通しすら立っていない。2度にわたる緊急事態宣言によって引き起こされた外食離れの動きを食い止め、引き戻すことはそう簡単ではないだろう。かといって外食消費が戻る時をただひたすら待っているわけにもいかない。本特集では現下の危機を打破する策を可能な限り開示すべく、過去に例のない難局の中で外食各社が打ったどんな策が当たり、なにがうまくいかなかったのか、そしてその原因はどこにあったのかを111社のトップに包み隠さず語っていただいた。大メディアの報道に目を転じると、コロナ禍における外食の新規ビジネスの成功にフォーカスした情報発信はあっても、休廃A2020年2月から居酒屋などの外食事業者、学食や社食、スーパーマーケットなどの小売店に向けてレトルトカレーの卸売りを開始。月当たりの売上げは1年を経て5倍ほどに拡大した。成功要因は熱心な営業活動に尽きる。B20年3月より10店あったデリバリー専門店を、フランチャイズ(FC)を中心に130店まで急拡大。利益額も10倍ほどに成長した。コロナ禍前からイートイン型店を含む全店でデリバリーを導入しておりマーケットへの知見が溜まっていたため急な出店加速にも耐えられた。またデリバリー需要の拡大を背景にFC加盟を望む声が多かったことも勝因。C20年3月より商業施設のフードコートにイートイン型店9店を出店。コロナの影響で商業施設に入居する外食店の家賃や入居条件が低くなった。これにより損益分岐点も下げられ、施設自体の集客が戻れば高い利益を確保することができるという勝ち筋を描き、出店の手を緩めなかったことがプラスに働いた。中心に出店を強化㈱アークス所在地:東京都豊島区池袋2-35-12 井戸ビル201設立:2010年4月 資本金:2000万円売上高:非公開店数:直営8店、FC152店(2021年2月時点)従業員数:社員30人/パート・アルバイト150人⃝100時間カレー/東京・高円寺、千葉・浦安 などa2020年2月より、レトルトカレーの卸売り事業の一環として複数企業に社員食堂用のレトルトカレーを提供しているが、当初見込んでいた予算の7割ほどしか売上げが立たなかった。原因は、提供先の企業が軒並みリモートワークとなったこと。社員食堂自体のニーズが激減し、この流れまで読み切れなかった。展開ブランド/略称/所在地結果と要因結果と要因結果と要因22    撮影・ああああ米田周平社長の自己採点成 功失 敗 下の取組みを経営者が自己採点失敗と成功

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