cafe-sweets vol.211
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接客 常時 1イートインスペース 15STARTお客が箱に詰める方式で、生菓子の前に来た時にはすでに包装が終わっている。自然な流れで客単価も上がりやすい。厨房並ぶオフィス街トングを設置大きな鏡を掛け、ついで買いを誘う人坪売り場・接客スタッフの上半身が見えるよう1段にマンションや大病院も包装作業台上には境界線を通りから見えるようお客が詰めるヴィエノワズリーは生菓子エリアでは1対1接客013製造も接客を担い、接客専属は常時1人。パート3人と赤崎さんの妻、有里さんが担う。エプロンはリトアニアのformuniform製。会計待ちのお客が自然とレジ脇の鏡に引き寄せられるとそこには焼き菓子が。各陳列台、腰板の高さは女性の目線に合わせ75cmに統一。店舗設計・デザイン ㈱ニンキペン一級建築士事務所施工 ㈱KAN80cm作業台は保冷剤用の冷凍ストッカーを中心に、左右2ヵ所ずつ計4ヵ所にマスキングテープでエリア分け。混雑せず、商品の入れ違いなどのミスを防げるという。左写真はイートイン用カウンター。アシェットデセールの提供を予定している。1人のお客に1人の接客がつき、受注から包装、会計、見送りまでを行う。ホスピタリティを重視し、ていねいな接客も店の魅力に。幅3mのダイヤ冷ケース製。中央にケーク10品とアントルメ4品、両脇にプチガトー14品が並ぶ。将来の品数増を見越し、ケース内は高さをもたせ、ケーキスタンドなどで陳列場所を増やせるようにした。客単価は2300円で推移している。腰板75cm40cm外装の色味は抑え、ガラス張りの間口から見える温かな色調を際立てた。パティスリーの文字は掲げず、泡立て器のオブジェがヒントに。入口正面のプチガトーよりも先にヴィエノワズリーや焼きっぱなしの菓子へ誘導できるよう、トングを窓側の目立つ位置に。

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