cafe-sweets vol.211
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パティスリー、開業!18mの開放的な1つの空間に、「商品で店の色をつくりたかと合板でシンプルにまとめ、ら。「一般的にパティスリー商品構成は生菓子3割、焼    フ20ィ21ロ年9月&OPカENンパニー大阪・福島区世界大会銀賞の実力派が独立。〝舞台〟でライブ感のある店に店に一歩入ると、目の前に広がるのは、さながらパティシエの〝舞台〟。天井高3・売り場、厨房が段となり続いている。パティシエたちのキビキビと立ち働く姿や、お客への笑顔がライブ感をもって感じられるつくりだ。った」と話すのは、オーナーシェフの赤崎哲朗さん。白壁ロゴなどの装飾もしない。ナチュラルな合板を使ったのは親しみやすさを感じられるかってハレの日のもの。その敷居を下げたくて。スーパーのように気軽に入りやすい店をめざしました」。き菓子5割、ヴィエノワズリー2割。プチガトーの中心価200円、ヴィエノワズリーは280円〜、と価格に幅をを意識した。立地は飲食の名店も集まる大阪市福島区。区の中心地か赤崎さんは世界大会をはじめ大々的な宣伝はせず、まずは地元密着型でいこうと決めた。自然とクチコミでの来客が増え、一歩ずつ着実にお客からの信頼を得ている段階だ。格は600円だが、焼きっぱなしのマドレーヌは手ごろなもたせ、ここでも「日常使い」らは離れているが、大型マンションがあり、住民は多い。とした数々のコンクールで受賞し、大阪マリオット都ホテルのペストリー料理長も8年務めてきた。だが、開業時に012ヒノキの木目の合板は、白いペンキをほんのり薄く塗り、明るさをプラス。合板であっても、板どうしのつなぎ目に目地を入れるとほどよい高級感を出せるという。

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