cafe-sweets vol.211
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接客1〜2売り場 9START「ワクワクした気持ちで選んでほしい」(古屋さん)と、プチガトーやパンをショーケースや陳列台いっぱいに並べた。保坂製作所の幅180cmのショーケースは、デザイン的に引き締める目的もあり黒色の縁があるものを選択した。「ファミリーレストランが向かいにあったことから、大手企業が選ぶ場所なら人通りが見込めるだろうと思いました」(古屋さん)。まずは個包装の焼き菓子に誘導焼き菓子をアンティークの器にのせ、高低差を出して陳列。「迷いながら選んでほしい」(古屋さん)とさらに品数を増やす予定。厨房人坪パンや焼き菓子をずらりと並べ、選ぶ楽しさを移住者が多い小金井市に立地コンパクトで動きやすい設計に。4枚扉の冷蔵庫を設置し、補充もしやすく大きなテーブルには焼き菓子をぎっしり並べる目につきやすい位置に目的客も多いカヌレは生菓子の近くにパンを置いて、両方主役に029店舗設計 ㈱リガード厨房スタッフが接客を兼任することも。ショーケース裏には、今後設ける予定のイートインのメニュー用にシンクも設置した。ショーケースはこれ以上高くならないよう、ストック用の段は設けず、近くに縦型の冷蔵庫を置く。日常的に食べられる食事パンやそうざいパンを中心にラインアップ。高さのあるバゲットを端に置くことで圧迫感を軽減する。パンは対面形式で販売。パンを販売していることが入口のガラス窓を通して外からもわかるように、吊り棚を設置してパン・ド・ミを陳列している。コックコートの色味に合わせ、接客担当用に住商モンブランのシンプルな白シャツを選択。襟はウイングカラーにして個性をプラス。腰板50cm80cm1日約90個を完売するカヌレと、注文後にクリームを詰めるキャラメルシュークリームは、品質を保つためガラスケース内に陳列。動線は一方通行。お客はまず焼き菓子の売り場を通る。真鍮のポールにガラス板をのせた陳列棚に、ドゥミ・セック8品を並べる。50cm

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