cafe-sweets vol.209
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のの粉糖とカカオパウダーをヘーゼルナッが出て、粉類がダマになってしまいます。いサクッと感を際立てています。モンドは、175℃のコンベクションオーブンで約10分ローストしてジューシスタチオは熱で香りがとぶため、生のフードプロセッサーで細かくきざんでも、繊細な風味を感じられます。ちりとした詰め物とは対照的なサクッとした食感に。すりおろしたレモンの皮も入れて、さらに軽い印象にします。がよく、少量のせるだけで風味を底上げできます。ステファノ アンナ「クロッカンテ・ダ・モルデレ」(リートゥスナッツは上火・下火ともに180℃のデッキオーブンで約20分焼成し、粗7割は多少の皮を残し、2割は皮付熱をとった後、手でナッツをもんで皮をむきます。1割は完全に皮をとり、ツにからめる際は、低速のミキサーできの状態にして、皮の独特の苦味や渋みを生かします。速で混ぜるとナッツがくだけて油脂分1袋432円)「ブッチェラート」(390円)サクッとさせるため、平たく1粒が大きいアーヴォラ産アー風味のつなぎ役ーに。「はるびい農園」のブロンテ産ピまま使用。風味の強い皮を残すことでオーナーシェフ 石川晶子さんに聞きました混ぜ終わり混ぜ終えた後に麺棒で生地をのばす燥してムラなく焼き上がります。また、卵白を入れたらミキサーの低速でざっと混ぜ、生地が練られないよう注意。工程を手早く行うと、均一に生地が乾空気を抱き込みやすい古い卵白を使オーナーシェフ 塩月紗織さんに聞きましたンが香るタルト生地と一体感が出るよクの種と同程度の大きさまできざむペーストには、ナッツ、ドライイチジク、レタルト生地にはラードを使用し、ねっーズン、シナモン、カソナードに加え、レモう、柑橘香をもつシチリア産のタイムの生ハチミツをプラス。ナッツはイチジと口溶けに一体感が生まれます。表面にちらした生のピスタチオは香りローストしたナッツの皮はあえて残す余計なナッツの油脂分を出さずに粉類をからめる底に粉けが残った状態で混ぜ終えるシチリアのアーモンドとシチリア産タイムのピスタチオは旨味濃厚生ハチミツが多彩なあっさりとさせ、濃厚なタルト生地はラードでペーストを引き立てる04910〜15分混ぜ、均一にコーティング。高東京都生まれ。専門学校卒業後、イタリアの焼き菓子を学ぶためイタリア・ジェノバの菓子店で3年修業。帰国後、2007年に地元・吉祥寺で「ステファノアンナ」を開業。19年冬にリニューアルオープンした。社会人経験を経て、服部栄養専門学校に入学。卒業後、渡伊。シチリアをはじめ各地のレストランのデザート部門で約7年半勤務。帰国後、「プリンチⓇ」に勤務 し、商品開発を担う。2021年1月独立開業。

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