cafe-sweets vol.209
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(2枚130円)では、カカシューナッツはソフが特徴。以前からこの滋が、あっさりとしているチーズとの組合せ。カシューナッツは香りも弱く、ューシーになり、カシュチーズの風味を損なわずにコクを高められて、さ「サブレ・フロマージュ」シューナッツのソフトなパティスリー サト歯ごたえを生かすべく、きい粒を残すことがポイけがある生地に、ゲランドの塩を足して味わいによりカシューナッツの甘味が際立ちます。さらにえて旨味を補強。アーモ感との一体感も生まれまますが、これだとナッツ出るため、135℃の包丁できざんであえて大ント。また、チーズの塩インパクトをつけると、アーモンドパウダーを加ンドの油脂分で生地もジす。プレーンのサブレはに火が入りすぎて苦味が低温で約20分焼いています。引き算思考で、際立たせるため、ほかにもあります。 編淡白な味わいを逆手にとって、「サブレ・フロマージュ」のレシピを聞きましたトな口あたりで、かめばかむほど甘味が広がるの味を生かした菓子をつくりたいと考えていましたためチョコレートなどと合わせると味が負ける印象でした。そこで思いついたのが、パルメザン味わいにクセがないため、ーナッツのやわらかな食らにナッツの甘味がチーズの塩けを引き立てると考えました。意外と難しい 焼き菓子のナッツ使い150℃で約20分焼きオーナーシェフ 市川智史さんに聞きましたナッツの味をシンプルな組合せにこだわりのナッツ使いカシューナッツのメイン素材を生かす名脇役に045  ……224g 塩(ゲランド産)……4g 加糖卵黄……30gPâtisserie SATO埼玉県川越市砂新田1-14-26tel 049-265-841310時〜18時水曜休、不定休patisseriesatokawagoe.jimdofree.comつくり方1 Aを合わせてふるってミキサーボウルに入れ、バターを加えて、手で合わせる。2 ビーターをつけたミキサーで低速で、1にBを少しずつ加えて混ぜ合わせる。カシューナッツを加えて混ぜ合わせる。POINT サクサクとした食感にするため生地を混ぜすぎないようにする3 作業台にオーブンシートを敷き、厚さ3cmになるように麺棒でのばし、幅3cmに包丁でカットする。これを厚さ4mmになるように包丁でスライスしてオーブンシートを敷いた天板に並べ、Cを表面に薄く塗る。135℃のコンベクションオーブンで約12分焼き、天板の手前と奥を入れ替えて約8分焼く。アーモンドサブレ・ナンテココナッツファインを生地対比10%とたっぷり入れた香り豊かな1品。ココナッツの風味を損なわずに、コクや旨味を補強するため、アーモンドパウダーを同量加えている。サクサクとした食感を出すために、必要以上に混ぜすぎないことがポイントだという。(90円)アーモンドドアラング・ド・シャ生地にメレンゲとアーモンドパウダーを合わせて絞り、生の皮付きアーモンドダイスをまぶして焼き上げ、アーモンドのプラリネをサンド。プラリネに皮付きのアーモンドを使用することで、菓子は小粒ながらもアーモンドの風味をしっかりと感じられる。(3個入り190円)1979年埼玉県生まれ。調理師学校卒業後、埼玉県の洋菓子店での勤務を経て、「メゾン・ド・プティ・フール」(東京・西馬込)で修業。2010年に渡仏し、パリの「ブレ・シュクレ」に勤務。帰国し、14年に妻・友未さんと独立開業。材料(つくりやすい分量)A 薄力粉(日清製粉「スーパー アーモンドパウダー*1……83g パルメザンチーズ(明治 「明治北海道十勝パルメザンチーズ」) ……300gバター(室温におく)……250gB*2 生クリーム(乳脂肪分35%) カシューナッツ*3……250gC*4 全卵……2個 *1 風味豊かなスペイン・マルコナ種とあっさりした味わいのアメリカ・カリフォルニア産のアーモンドパウダーを1対2で配合*2,4 それぞれ混ぜ合わせる*3 140℃のコンベクションオーブンで15分程度焼いて粗熱をとった後、包丁で粗くきざむ バイオレット」)……415g

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