cafe-sweets vol.203
11/13
ベイクショップの新傾向1オーナーさん(写真左)群馬・高崎奥原尚子アンフルティエール 「生菓子もお出ししたいけれど、急た「絹の華」と、フランス産を使用。群馬県高崎市の市街地にある自家焙煎コーヒー店「伊東屋珈琲」。その店内を通り抜けて中庭に出ると、群馬や東京のパティスリーで働いた奥原尚子さんは、結婚を機に高崎で暮らすことに。4年前にかつて製麺所を営んでいた夫の実家に厨房をで菓子を販売していたが、家主の都7坪。売り場が中心で、厨房はまた定番の「ピスタチオとチェリーのタ速冷凍機など高価な機材が必要です。資金面を考えると、今は焼き菓子中基本材料の小麦粉は、群馬県が育成国産大麦粉「バゲット・ヌーボー」も活用している。ほかにも、ミネラーや、カオカ社のフェアトレード有機チョコレート、ヴァローナ社のチョコレートなど、使用する素材にはこだわりが感じられる。いうお客の声も。「休みの日も仕込みをしていますが、今はこれで手いっぱていきたいと思っています」と奥原さんは話してくれた。現在は木曜と土曜を中心にした不定期営業だが、11時開店にも関わらず、人気ぶりで、「他の日は何をしているの?」「営業日を増やしてほしい」とい。少しずつ製造量と営業日を増やしそこに焼き菓子店「アンフルティエール」がある。構え、菓子をつくりはじめた。しばらく市内のレンタルスペース合でレンタルスペースがなくなることに。そこで、家主から紹介されたのが、現在の物件だった。店舗は約別の場所に構えている。店頭の棚にはサブレやパウンドケーキ、人気のスコーン。そして冷蔵ケースには、ケーク生地に自家製のコンフィチュールをサンドした「アンフルケーキ」、ルト」、紅玉をたっぷり使った「タルトタタン」などが並んでいる。心で展開していきたい」と奥原さん。した小麦「きぬの波」から生まれルを多く含む有機ココナッツシュガan fruitiere群馬県高崎市本町120tel 非公開11時〜15時(売り切れ次第閉店)営業日は木・土曜(不定期なのでHP参照)anfruitiere.com054長野県出身。群馬や東京のパティスリーで働いたのち、結婚を機に高崎へ。夫の実家に工房をつくり、2016年10月「アン フルティエール」を設立し、レンタルスペースで菓子の販売をはじめる。19年9月に実店舗をオープン。上/店舗は、かつて薬屋を営んでいた家の中庭に建つもと倉庫。通りに面した母屋は現在「伊東屋珈琲」となっており、お客はその店内を通り抜けて「アン フルティエール」へ。左/店舗はわかりにくい場所にあるが、営業日の10時を過ぎると、中庭に開店を待つ人たちの行列ができる。 10時過ぎには店の前に行列ができる
元のページ
../index.html#11