cafe-sweets vol.200
9/17

1人体制を念頭に理想的な店づくりを実現チラシを2000枚印刷し、係を築けたことから、建材選焼き菓子1個プレゼント」という特典をつけ、約50枚回収できた。「思った以上の成果があり、よいスタートが切れました」と木村さん。また、「製菓以外の職人さんの仕事に興味があり、施工中も頻繁に出向いて会話をしたり、手伝える部分は手伝ったりしました。工務店の方やいねいに教えてくださって店づくりをめいっぱい楽しめました」と木村さん。良好な関「パティスリーやホテルで働いていた感覚のまま開業準備したらあれもこれもつくりたしまいました」と木村さん。びに同行したり、利益度外視でベンチを製作してもらったあって、ほんとうに感謝しています」と語る。さらに、「小さな店は、道具や食材、包材などをいかに率が大きく変わる」(木村さん)という思いから、収納スペースの確保に注力。なかでもショーケース台と陳列台の裏をすべて収納にしたことはそのため、現在は使っていなはずで、悔しいです」と木村さんは言う。また、開業前に経営や経理のセミナーに通ったが、確定くに内外装費にかかる予算のため、差額のほとんどを運転そのため、運転資金は50万円心に余裕がなくなってしまったという。また、理想どおりという店づくりのなかにも、想定外のことがあったそう。開放感あふれる店づくりが魅力の1つだが、売り場から厨房が見わたせる設計にしたため、売りと反省したそう。「そうすれば、料で相談できることも多く、開業資金ももっと抑えられた申告の際、初回は税理士に無「開業投資額のなかでも、と感覚がなかったため、低めに見積もってしまいました」と木村さん。当初の予算だった150万円を大きく上まわる270万円になってしまった資金として考えていた自己資金200万円からまかなった。「休憩場所の確保が頭からすに減額。開業後の不安が募り、営業中のお客さまのいない時やってよかったです!想定外のことも……開業前日に近所にポスティング。チラシ持参で「お好みの大工さんのお人柄もよく、てを進めてしまい、『オープンい!』という思いもあって、道具や材料を多めにそろえてり、開業後に発生した悩みの相談にのってもらったりと、「心強いアフターフォローも上手に収納できるかで作業効大正解だったという。い道具もあり、材料の一部は無駄になってしまったという。「商品構成を綿密に練って、まずは必要最低限の道具や材料をそろえ、開業後に不足分を購入すればよかった」インターネットで調べられることも少なくない。「事前になりましたが、セミナーを複しれません」と木村さん。場からの死角はオーブンの裏横には外からも店内がよく見える大きなガラス窓を設置したことから、通りからも売り場からも厨房がよく見えてしまい、椅子に座って休憩したっぽり抜け落ちていました。間に休憩をとりたくても、外座ってゆっくりすることができなくて……。だからと言っもいかないので、今のところはオーブン裏の死角でなんと知識があることは安心材料に数受ける必要はなかったかもの小さなスペースのみ。入口り、昼食をとったりすることが難しくなってしまった。を人が通ることを考えると、て今から壁を新設するわけにか頑張っています」反省点もあります内訳 140万円物件取得費 270万円内外装費 厨房設備費 70万円什器・備品費 16万円運転資金 50万円54万円その他 015シュークリーム上/レモン風味のシロップを打ったジェノワーズを軽やかなチーズクリームでおおった。仕上げに飾ったドライレモンとタイムがさわやかな余韻を残す(380円・税別)。左/クッキー生地を重ねたシュー生地に、小麦粉を控えて口あたりをなめらかにしたクレーム・ディプロマットを詰めた一番人気(190円・同)。レアチーズ     開業投資額 600万円

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る