cafe-sweets vol.200
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        2011年4月 2012年10月 2013年10月 2015年10月 2017年3月 2019年2月 5月 6月 7月 8月中旬店にも菓子にもナチュラルさをプラス洋菓子店温随か所みにのセあンるスが店光づくるり。シンプルな菓子とナチュラルな雰囲気が魅力8坪辻調グループフランス校に留学。リヨンの「ダニエル・レ静岡・浜松のパティスリーで2年間修業。大阪のホテルのペストリー部開業資金を貯めるために食品製造工場でアルバイトを開始。飲食店経営のセミナーに半年間通い、経理を学ぶ。物件探しを開始。エコール辻大阪に入学。門で1年間修業。ベ」で10ヵ月間研修。現物件を契約。工務店を選建材選びなどに同行。照明や家具などを購入。アルバイ受講する。上旬に施工開始。下旬に厨房機器や什器などを搬入する。材料の仕入れ先を決める。工事が完了し、試作を開始。2000枚のチラシをポス3つの路線からなる京橋駅から徒ンした。ったペースで働きたいと考えていました」と語るのは、オーナーの市の京橋エリアは、飲食店などが軒を連ねる歓楽街として有名だが、oöwe」に依頼。当初は複数の工務内外装は知人から紹介された兵庫・甲子園口の工務店「Atelier L る京都の人気カフェを同店が手がみ切った。飲食店が入ったことのない物件の見積もりは、予算の150万円を大幅に上まわる500万円にな予算を抑えながらも理想の店づの確保に注力。また、売り場を広夫も施した。品をラインアップ。クラシックなフランス菓子をベースにした「素材の風味を楽しめるシンプルで親しみやすい菓子」にこだわり、糖分や油脂分を抑えた軽やかな味わいをめざしている。好みなんです」という木村さん。手づくり感が伝わるようにナッペンを施す。また、包材は温かみのあるクラフト紙や麻の紐を採用。通の世界観が感じられる。話が大好き。今は集客に重きを置くよりも、ていねいな菓子づくりってくださる方を大切にしたいでコーヒーショップなどへの卸販売やイベントへの出店なども積極的商品は生菓子10品と焼き菓子5「見た目もナチュラルな雰囲気がの跡を不規則に付けたり、ハーブを添えたりといったデコレーショ店内の随所に緑やドライフラワーを飾るなど、内装にも商品にも共現在は1日20人前後を集客し、日商目標の2万〜3万円に届く日も少なくない。「お客さまとの会と接客に力を入れ、当店を気に入に行っていきたいという。開業までの歩み定する。工務店の担当者やデザイナーとの打合せを重ねる。トを辞め、経理のセミナーをティングする。オープン。JR、京阪電鉄、大阪メトロの歩6分の住宅地に、2019年8月、「菓子店あまつひ」がオープ「製菓専門学校に入学する前から将来は自分の店を持って自分に合木村眞世さん。フランスでの研修や、人気店やホテルなどでの修業を経て〝1人で切り盛りできる店〟の開業をめざした。物件の条件は、大阪市内の静かな立地で10坪以下。家賃は10万円以内。物件探しをはじめて約3ヵ月後に、大阪・京橋の美容室だった8坪の現物件に出合った。大阪繁華街をぬけた閑静な住宅街にある公園に面したロケーションが気に入ったという。「にぎやかな街のイメージから最初は避けていたエリアでしたが、ほぼすべての条件をクリアし、建物の雰囲気もよかったので即決しました」と木村さんは言う。店から見積もりをとって決めるつもりだったが、木村さんが敬愛すけたことを知り、すぐに契約に踏だったため、空調や電気などの工事が必要となり、当初の内外装費ってしまった。そこで工事は最低限にし、塗装作業を手伝うなどすることで、270万円まで抑制したという。くりにこだわり、陳列台やショーケースの裏、壁面を最大限に活用するなど、とりわけ収納スペースくしてイートインスペースを設けたり、逆に厨房を広くしたりできるように陳列台を可動式にすることで、そのときの状況や考えに合わせてレイアウトを変更できる工す」と木村さん。いずれは近隣の01310月 26日 25日に近隣の住宅を中心に

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