cafe-sweets vol.199
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※分量は非公開材料生地どら焼き編風味豊かでありつつ、くどくない、とても軽やかなどら焼に仕上げる。小倉あんも砂糖などを吟味してすっきりした2水を少量加え混ぜてから、合わせてふ一度に加え、手ばやく粉がとびちらなえ混ぜてちょうどよい固さに調整する。330吸水して固くなっているので、再度水を加え混ぜてちょうどよい固さに調も膨らみにくく、生地が乾きやすい。誰もが知るアイテムだからこそ、問われます。今回取材した各店ではどんな工夫がなされているのでしょう。貴重なレシピを教えていただきました。幅広い客層に愛される、和菓子の定番、どら焼き・大福・団子。お客の心をつかんでいく個性が個性の出し方定番菓子きである。生地はミリンやハチミツなどの一般的な材料をあえて除いて甘みや〝じっとり感〟を抑え、卵の風味を前面に。蒸し焼きにしてパンケーキにも似たふわふわの食感甘さにするほか、渋切りや、粒を残しながら皮が口に残らないように炊くといった技術でも、後味のよさを演出する。「ふんわりどらやき」(小倉あんつくり方を習う1ボウルに全卵を割り入れ、泡立て器(量加える前によくほぐして、生地をふんわりと膨らみやすくする。泡立って白っぽくなってきたら砂糖を3回ほどに分けて加えながら泡立てる。るった薄力粉とベーキングパウダーをいように中心からぐるぐると混ぜる。ムラなく混ざったら、水をふたたび加分おく。30分後の生地は小麦粉が整し、2と同様にどらさじで確認する。やわらかすぎると膨らまず、固すぎてが多いときはハンドミキサー)でほぐす。砂糖を「四季菓りょう」で)の032POINT 固さは「どらさじ」ですばやく生地を何度かすくい、その重さや抵抗感で見極める。POINT 卵液の縁近くにぐるりと濃い黄色のラインが出るのが、ちょうどよい泡立て加減の目安。 生地全卵(埼玉・日高の養鶏場の放し飼い卵)グラニュー糖(塩水港製糖)薄力粉(埼玉県産)*ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)*水(浄水)*合わせてふるう。小倉あん大納言アズキ(岡山県産備中大納言小豆)白ザラ糖(日新製糖)水(浄水)トレハロース(林原「トレハ」)*寒天製剤(伊那食品工業「種助」)**合わせる。

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