cafe sweets vol.196
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答えはここから小さな生菓子を真っ二つに切ると顔をのぞかせる、さまざまなパーツ。どう香らせ、どんな口溶けとともにどう余韻を残すのか。シェフの狙いツに与えられ、そのレシピは緻密に組み立てられています。このようにすべてに意味が込められた各パーツの風味や食感が互いにシェフの頭のなかのハーモニーが見なぜおいしくなるのか? ごとの役目を分析して、味わいの流れを知ると、シェフたちが1つの菓子に込めた深い意図とともに、その答えが浮かび上がってきます。パーツ    酸味や甘み、苦みなどを感じさせ、に基づいた役割が一つひとつのパー作用し合い、心地よく重なったとき、事食べ手に伝わるのでしょう。写真*文*(P14〜17)、笹木理恵(P18〜21、P26〜29)(P22〜25)佐藤克秋、安河内聡宮脇灯子おいしいのか?013

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