cafe-sweets vol.195
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「ジ・エアー・ビルディング」「ビーバーブレッド」の割田健一さんが、仕事の合間に自転車でふらりと訪れるカフェの1つグエレファント㈱CEOの梁んが、一押しの「スパークリングティー」を持ってあいさつに行ったことから交流がスタート。する同店に、割田さんが新作のパンに練り込むための茶葉の相談をしたり、りと、仕事関連のつながりもあるという。とはいえ、「普段は自転車で約5分という絶妙な距離感。他愛のない会話でリフレッシュ常連に聞く!常連店主   その魅力はさまざま。なぜ足繁く通いたくなるのか教えてもらいました。常連客の多いカフェには、お客の心をつかむ魅力があります。空間や商品、接客スタイルなど、人気のブーランジェとパティシエにお気に入りの店をご紹介いただき、文*写真*笹木理恵佐藤克秋、上仲正寿東京・新日本橋に店を構えるは、同・東日本橋の人気パン店だ。同店を経営するトラベリン剛三さんとCOOの高田郷子さ以来、紅茶を軸にメニュー展開同店を会場に音楽と食のイベントを開いた仕事の話なんてしません。だって仕事の合間の息抜きだから」と割田さん。平均滞在時間は30ングティーを飲みながらスタッフと他愛のない話それが割田さんのスタイル。『元けでお仕事に戻られるときもあります」と高田さんは笑う。うどいい。近すぎると歩くたびはそれでいいんだけど、ときにか(笑)」と割田さん。行きつけのコーヒー店も自店の近くにあり、分程度だ。「スパークリで笑って、サクッと帰る。気?』と私たちに声をかけるだ「自転車で5分の距離感はちょに声をかけられるんです。それは1人になりたいじゃないです紅茶を核商品とするジ・エアー・ビルディングと、その日の気分で使い分けているという。ジ・エアー・ビルディングこのカフェのいいところ割田さんのお気に入りスパークリングティー038ビーバーブレッド割田健一さん1977年埼玉県生まれ。東京・銀座の「ビゴの店」で修業後、フランス料理店「銀座レカン」のベーカリー部門「ブーランジェリーレカン」のシェフに就任。2017年11月に同・東日本橋に「ビーバーブレッド」をオープン。07年にはモンディアル・デュ・パンに日本代表として出場した。ジ・エアー・ビルディング高田郷子さん1980年福岡県生まれ。大学卒業後、2年間のイタリア滞在を経て、リノベーション物件を中心に扱う不動産企業に勤務。アーティストとしてニューヨークで活動していた梁 剛三さんと知り合い、2017年より梁さんが帰国後に設立した、不動産事業などを手がけるトラベリング エレファント㈱にCOOとして入社。

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