そばうどん2018
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047原料は群馬県産さとのそら。夏場などは手で触れてみて乾燥しすぎていると感じた場合は水分調整をする。ビニール袋に小麦を入れて水を加え、軽くふる(写真1〜2)。冬場は水分調整はあまり必要ないという。水分調整した後は㈱タイワ精機(富山市)の精米機で小麦を磨く(写真4〜5)。「これと出合って出店を決意した」と青木氏がいう電動石臼製粉機は㈱日高製粉機製作所のもの(写真6)。「高価だけど蟻巣石の石臼でなければ納得いく味は出ない」という。石臼から出てきた全粒粉(写真8〜9)を電動シフターでふるう(写真10)。ふるいは99メッシュ。ふるいに残ったフスマ(写真11)はロール製粉機にかければまだ小麦粉がとれるという。しかし、「ロール製粉による熱が加わって品質が落ちる」といい、牛の餌にする。製粉歩留まりは70%。翌日に製麺する10〜15㎏だけを製粉する。101112956781234

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