そばうどん知恵袋111
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1480145114651489截きり麦むぎはひ冷やし濯あらい」とあり、また、この時代の文献には、「切麵」(『康やす富とみ記き』宝 うどんの起源については、いまのところ定説はないが、室町時代に普及し始めた切り麺(切り麦)がその解明の鍵を握っていることはたしかなようだ。ただ、その切り麺の歴史がいつから始まったのかということ自体が明らかでなく、鎌倉時代か南北朝時代あたりまで遡れるのではないかと推定されてきた。15世紀後半に一条兼良が書いた『尺せき素そ往おう来らい』に、「索麵は熱蒸、徳3年[の言葉が見られることから、少なくとも15世紀に切り麺が存在したことは明らか、とする説である。また、15世紀の日記類に「饂飩」、「うとん」という言葉が出てきて、それが江戸時代にまで連続するだろうことを踏まえて、14世紀にはうどんがあったと推定できるとしていた。 切り麦とは、小麦粉を練った塊を麺棒で薄く押し延ばし、それを包丁で細長く切る麺のこと、というのがその解釈である。それによると、切り麦]、『親元日記』寛正6年[])、「切冷麵」(『蔭おん涼りょう軒けん日録』長享3年・延徳1年[])、「切麦」(『山科家礼記』文明])などうどんの起源は?うどんの章歴史・文化篇17412年[82

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