新版 ワイン基礎用語集
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白白黒白Ⅳ 黒 白ブドウ品種白「青い果梗」の意味を持つ品種。栽培が難黒ブラウフレンキッシュ種の別名。153 154 155 グロロー Grolleau156 157 158 159 160 161 ケルナー Kernerグロ・プラン Gros Plantグロ・マンサン Gros Mansengゲヴュルツトラミネール(ゲヴュルツトラミネル) Gewürztraminerケークオポルト Kékoportóケークニェリュー Kéknyelüケークフランコシュ Kékfrankosゲミシュター・サッツ Gemischter Satz品種名主な産地フランスフランスフランスドイツ・フランスハンガリーハンガリーハンガリーオーストリア白・黒ドイツブドウの 種類解説ロワール地方におけるフォル・ブランシュ種の別名。南西地方の多収量品種。プティ・マンサン種とともに甘口ワインの原料となるが、プティ・マンサン種とは異なる品種。ロワールの黒ブドウ品種。ロゼワインなどのブレンド用に使われるが、単独で赤ワインが造られることはほとんどない。「Gloslot」と綴られることがある。グロロー・グリ(Grolleau Gris)種も少量ながら栽培されている。ドイツとフランス・アルザス地方が有名だが、北イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェのトラミン村が原産とされている。強い個性を持ち、スパイシーでライチの香り、独特の苦味を持つが、まろやかでコシのしっかりとしたワインになる。ニュージランドやオーストラリアの冷涼地、オレゴンなどでも頭角を現す。貴腐ワインでも成功した品種。ハンガリーではポピュラーな品種。栽培が容易で、さまざまなワインにブレンドされる。ポルトギーザー種の別名説もある。しいため産出量が少ない。オーストリアでつくられる混植・混醸のブドウ。このブドウで造るワインのことも指し、白ワインが多い。主な品種はノイブルガー種、ヴァイスブルグンダー種、ヴェルシュ・リースリング種、ロート・ギプフラー種、ジアーファンドラー種、シルヴァーナー種、トラミナー種、リースリング。1969年に開発され、瞬く間にドイツ第3位の栽培面積を誇るようになった白ブドウ。トロリンガー種とリースリングの交配種。発芽が遅いため霜に強い。リースリングに似た香りを持ち、しばしば熟成に耐えるワインになる。北海道で秀逸なものが造られている。271

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