レストランの新しいデザート
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082083Hôtel de ikuniオテル・ドゥ・ミクニ/浅井拓也15263748 – |M| ❷❸❷❸❹Parfait à la framboise et au Sakura[ つくり方(→レシピ196頁) ]キューブ状に見えるのは、フランボワーズのジュや桜のペースト、ゼラチンを撹拌してつくる、ニュアージュ(雲)と名付けたごく軽いパーツ。フランボワーズのパルフェの周囲に盛り、半凍りの状態で提供される。また提供時は、ごく薄く伸ばしてから砕いた「飴のスフレ」を周囲に盛り、フランボワーズのジュをかける。キラキラと輝く飴が消える様子で、桜のはかなさを表現した。飴のスフレ❶水、パラチニット、色粉(赤)を鍋に入れ、155℃になるまで煮詰める。火から下ろし、140℃まで冷ます。セルクルの縁を①の飴に軽くつけ、飴を張らせる(Ph.1)。息を吹きかけて細長く膨らませる(Ph.2)。②の飴を、ゴム手袋をした手で粉々に砕く(Ph.3, 4)。フランボワーズ・桜のニュアージュ❶ジュ・ド・フランボワーズ、ジュ・ド・フレーズ、グラニュー糖を煮溶かし、ふやかした板ゼラチン、桜ペースト、ライム果汁を加える。漉す(Ph.5)。①の鍋底を氷水に当てながら混ぜ、7~10℃になったらスタンドミキサーで撹拌する(Ph.6)。プラックに②を高さ1.5㎝に敷き(Ph.7)、冷凍する。③を1.5㎝角に切り、フランボワーズのパルフェを覆うように積み上げる(Ph.8)。フランボワーズと桜のパルフェ

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