レストランの新しいデザート
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068069FARO[ つくり方(→レシピ190頁) ]ファロ/加藤峰子15263748 – || ❷❸鍋に湯を沸かし、たっぷりの赤シソとクエン酸を入れる(Ph.1)。シソの赤紫色が湯に移るまで3分ほどゆでる(Ph.2)。①をボウルに移し、レモンの皮、ライムの皮、ラズベリー、バラの花(ドライ)、スギの枝、バジル、バラの生花(イブピアッチェ種)を加える(Ph.3, 4, 5)。袋に入れて真空にかけ、一晩ねかせる。②を漉し、水溶き片栗粉を加え(Ph.6, 7)、湯煎にかけてとろみをつける(Ph.8)。ヴィーガン対応にも力を入れる加藤氏。本品では赤シソを煮出した湯で、香り高いイブピアッチェ種のバラやレモン、ライム、ラズベリーをアンフュゼ。動物性のゼラチンではなく植物性の葛粉でとめてソースにした。「中世の修道女の薬草学レシピからインスピレーションを得ました」(加藤氏)。ソース同様に葛を用いたアーモンドのソルベとシートは、葛餅のような食感が印象的。紫蘇とバラのソース❶吉野葛とアーモンドのソルベ、紫蘇の香り

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