フランス料理の新しい前菜
11/20

058059MaisonLafiteメゾンラフィット/工藤健15263748 – | | ❷❸❸❹[ 材料 ][ つくり方(→補足レシピ187頁) ]バナナの葉にのせたガラス器に、福岡産ハマグリと鹿児島産「神バナナ」を合わせた一品を盛った。意外な組合せにも思えるが、「皮ごと食べられるタイプのバナナで、旨みが強いため貝類と合わせやすい」と工藤氏。クリームで煮たハマグリのコクと発酵バターでソテーしたバナナの甘みを、煮詰めたパッションフルーツの甘酸っぱさがつなぎ、予想を裏切る相性のよさを見せる。ハマグリのソテーハマグリ…20個ハマグリのだし*1…1ℓ生クリーム…150cc発酵バターレモン汁…各適量バナナのソテーバナナ(神バナナ*2)…1本発酵バターパッションフルーツのピュレ…各適量*1 ハマグリの蒸し汁を注ぎ足しながら保管したもの*2 鹿児島県で無農薬で生産されるバナナのブランド。皮ごと食べることもできるハマグリのソテー❶砂抜きしたハマグリを50℃の塩湯に浸けて、殻を開かせる(Ph.1)。砂が抜けたら身を取り出し、掃除する(Ph.2)。ハマグリのだしに生クリームを加えて沸かす。アクを除き、弱火にして、ハマグリを3分間ポシェする(Ph.2)。ハマグリを取り出し、バットにあけて粗熱をとる(Ph.4)。フライパンに発酵バターを熱し、ブール・ノワゼットにする。③のハマグリを軽くソテーし(Ph.5)、レモン汁でデグラッセする。バナナのソテー❶❷バナナの皮をむき、一口大に切る(Ph.6)。フライパンに発酵バターを熱し、ブール・ノワゼットにする。①のバナナを強火でソテーする(Ph.7)。バナナがカラメリゼされたら取り出し、パッションフルーツのピュレを煮詰めたもので和える(Ph.8)。蛤、バナナ、パッションフルーツ

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る