月刊食堂19年8月号
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北浦和店は埼玉・北浦和のJR北浦和駅前の生活道路沿い円、夜2800円で推移するに立地。客単価は昼1400=価格のつけかたセオリー==価格のつけかたセオリー=価格比較の土俵に乗らないItalian itchen 『ン)』は昼と夜でそれぞれ3パターンの使われかたを想定した商品構成を採っており、メニューの一つひとつにターゲットとする利用動機が決まっていVANSAN(バンサ企画担当が想定価格を設定総料理長が原価を算出試食会トライアル販売社長が最終決定カプレーゼやマルゲリータといった定番商品の価格はとくに他店と比較されやすい。その対策としてブラータの中身に使われる柔らかいモッツァレラチーズを使うなどの工夫や、それを『生モッツァレラ』とするネーミングなどで価値をアップしています。価格を相場プラス100〜300円として価格だけの比較になるのを回避しています。お客さまがストップの声をかけるまで生ハムなどの具材を乗せ続ける盛り放題メニューなど、他店の商品と比較しにくい独自性の高いメニューは『この体験にいくらまで払えるか』を意識して値づけをします。それを探るのがトライアル販売で、パスタは1400円を超えると出数が落ちることがわかった。それで1300円台を上限としています。生モッツァレラチーズとチェリートマトのカプレーゼイタリア産生ハムのクリームパスタ該当商品イタリア産生ハムのクリームパスタ 1250円濃厚チーズパスタ“ミモレット” 1350円ハイジのチーズ“ラクレット” 1290円 他=価格決定プロセス=価格のたつけかK㈱VANSAN相原 希社長18該当商品生モッツァレラチーズとチェリートマトのカプレーゼ590円チーズラバーマルゲリータ 1200円 他ネーミングオーダーパターン食材の工夫FR・居酒屋価格トライアル販売オーダーパターン上限1300円台体験の価値 拠を要素分解とプロセスから学ぶItalian Kitchen VANSAN 北浦和店のプライシング術590円1250円 のプライシング持論

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