月刊食堂19年6月号
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♦お客に封書の礼状を送る名刺交換をしたお客にメールと封書の二段構えで来店の謝意を伝えている。ポイントはアクションを起こすスピード。メールは翌朝までに送信し、手書きのメッセージを添えた封書も翌日に投函している♠『わざわざ接客』をスタート常連客の指摘をきっかけにスタートしたのが、ビル叅階から地上階まで降りてお客を見送る「わざわざ接客」。お客やスタッフの意見に耳を傾け、課題の改善は迅速に実施することを心がけている売上げ(万円)覆面調査点数(点)4月3月2月1月2019年9月2018年♠『わざわざ接客』をスタート常連のお客さまから接客の際に『絶好調イズムをアピールすべき』とご指摘をいただいた。すぐにミーティングで絶好調らしい接客についてアイデアを募り、その中から採用したのが『わざわざ接客』だ。たとえば、お見送りの際に一緒にエレベーターで地上階まで降り、姿が見えなくなるまで見届ける。非効率かもしれないが、目の前にいらっしゃるお客さまに全力でおもてなしする僕たちならではのサービスだと思う。お出迎えも同じスタイルでやりたいというスタッフの意見が挙がったが、しばらくは予約状況をみながら試してみるつもりだ。原始焼を名物にした客単価7000円の和食店。経営母体の㈱絶好調は東京・新宿を中心にミドルアッパー居酒屋やバル計⓼店を展開しており、グループ店の顧客がハレの日に利用できる店として2018年⓽月に歌舞伎町エリアにオープンした。ビル叅階に入居しており、リピーターづくりに奮闘中。24坪33席の規模で月商580万円に到達している。47月刊食堂2019年6月号撮影・中西一朗7006005004003002001009月300万円100908070605012月600万円1月480万円2月470万円10月350万円11月380万円2月スタート72.9点10月11月12月4月580万円3月530万円4月96.8点3月84.3点SHOP DATA東京都新宿区歌舞伎町1-19-3 歌舞伎町商店街振興組合ビル3F ☎03-6304-0299 18時~23時 日曜定休オープン:2018年9月 規模:24坪33席客単価:7000円 月商:580万円売上げと覆面調査点数の推移原始焼 火鉢SHOP原始焼 火鉢DATE2019年3月スタートTo Do♦お客に封書の礼状を送る2019年₁月からリピート対策として名刺をいただいたお客さまにメールとハガキで感謝を伝えることを開始。前月の店内ミーティングでスタッフから『もっとおおげさに伝えたい』という意見があり、ハガキではなく封書で手書きのメッセージとドリンク券を送ることにした。そのレスポンスがいい。今月は封書10通に対して₁組の割合で再来店に結びついている。₁通当たりのコストは120円かかり、100通を送って₇組のリピートにつなげたいと考えていたため、期待以上の効果だ。肌感覚だが、来店客に占めるリピート客の比率は₄割を超えてきた。2019年4月スタート田中将太店長のリピ

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