cafe-sweets vol.193
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*出典…ギフト市場白書2017、2018(㈱矢野経済研究所)フト市場は201れており、5年間で109%カジュアルギフト。近年、「中元・ギフトは縮小傾向にあり、代わって同僚や友人への〝ちょっとしたお礼〟といったカジュアルギフトの需要が拡大しています■。感の薄れがちな焼ることで、パティスリーがギフトを贈る機会をつくり出すこともできます。「今しか買えないから」という、ギフトを贈る〝きっかけ〟を提案することも、4年の9兆7400億円(実績)から、19年には10兆6580億円になると予測さの成長が見込まれています。市場拡大を牽引しているのが歳暮」に代表されるフォーマル菓子と異なり季節き菓子ですが、旬の素材を盛り込んだ期間限定アイテムを投入す〝選ばれる〟ポイントになります。(18頁)り物の機会の多様拡大を感じます」とは㈱シン崎裕一さん。サイズ、色、形状覚的に訴える工夫もカギのよを開けて菓子と出て誰かに伝えたくなるような缶入りクッキーなどは、まさにギフト市場は10兆7000億円目前仕立てが人気春夏秋冬を届ける焼き菓子パッケージは小型化。焼きっぱなし商品のインパクト─生─箱 ギ 贈買いたくなる、化により、小サイズのパッケージ需要が拡大。「ゼリーなどの1個あたりのポーションはここ7〜8年でぐんと小さくなり、少量多品目の需要のギの木下龍介さん。さらに、「スペシャリテとひと目で分かるオリジナルの包材をつくる店も増えている」とは㈱オザキの尾などで店のスペシャリテを視うです。合う瞬間の驚きも、ギフトの醍醐味。思わず写真を撮っそんな要素をもち合わせているといえます。あえて菓子をフィルムで包まずに、焼きっぱなしのシズル感が伝わるようにパッケージするアイデアも、これからのギフトを考えるうえで要となるでしょう。(31頁)パティスリー・ナチュール・シロモトセイイチロウニシゾノひと目でスペシャリテと分かるフォーマルからカジュアルへの転換。魅力は箱を開けたときの012

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