cafe-sweets vol.190
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「8歳の娘のバースデーケーキ」は、ピンク色でまとめてかわいらしく。フランボワーズとチョコレートのムースに、ココアクッキーのメッセージプレートをのせて特別な日を演出した。花束を抱えたウサギのマジパン細工が愛らしい。RECIPE 21234RECIPE 1昨今、菓子店では見かけなくなったマジパン細工も、センスと工夫次第でぐっとモダンな印象に。「kurikuriマジパンの会」を主宰する楠本智美さんに見た目にかわいく、食べておいしいマジパン細工を教わります。“丸める”kurikuriマジパンの会主宰楠本智美さん1975年生まれ。織田製菓専門学校卒業後、東京・吉祥寺「パティスリー サロン・ドゥ・テ・ゴセキ」に約2年間勤務。その後、織田製菓専門学校でパティシエをめざす学生の指導にあたる。現在は、夫の転勤先の徳島で、フリーで菓子づくりを教えている。https://kuri-kuri-ma-ma.tumblr.comhttps://kurikuri-mama.tumblr.comphoto:Noriko Kawase054[ kurikuri流 ]マジパン細工の4つの基本動作1形をつくる前に、マジパンをもみ込んでアーモンドの油分を引き出し、固さを均一にする。 2手のひらで丸めて表面をきれいにし、つやを出す。 3球状のマジパンを指で転がして棒状にのばす。 4球状のマジパンの端を指で転がしてしずく状に。丸める、のばす、しずく形の組合せで、いろいろな形をつくることができる。テーマは「3歳の娘と初めて行った動物園」。チョコバナナマフィンを積み上げた“猿山”に5匹の猿を遊ばせ、楽しかった動物園でのひとときを再現。食べ手を見上げるそれぞれのサルの表情と、今にも動き出しそうなポージングがユニーク。“もみ込む”“のばす”“しずく形に”ピンクのムースのお祝いケーキ「kurikuriマジパンの会」が提案するチョコバナナモンキーマウンテンマジパン細工の新スタイル

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