cafe-sweetsvol.188
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関連記事→49頁オリジナル商品を開発13245年  社を経営するかたわら、しい事業を一からつくり上げたいと考えていまして。知人がこの家を賃貸に出すと聞いて、店をやったら面白いのではと借り受けることにしました。そこから何をやろうかと考え小田ト急ロ代線代々々木木上八原幡駅駅のと中東間京。メ商店街にほど近い住宅街にプリン専門店「ポポカテ」はある。ビル管理会3月に同店をオープンしたオーナーの長岡義彦さんは、開業の経緯をこう話す。「以前から現職のほかに新て、子どものころから大好きなプリン屋をはじめることにしたんです」。 築40年の戸建て物件は地階と1階を合わせて約15坪。長岡さんは道路に面した出窓に階段を設けて売り場の取付けなどはプロに頼みましたが、一方、「プリンづくりは試行錯誤の連続でした」と長岡さん。店の立ち上げに協力してくれた友人と14年製菓は未経験のため、〝す〟が入っ納得するまで試作を重ねた。「私は家庭でつくるような固めのプリンが温度・時間を調整し、開業までの3ヵ月間に『かた』『やわ』『カフェ』など5品を完成させました」。現在は定番が8品に増え、秋限定の「カボチャ」をはじめとする季節商品や受注販売の「パーティープリン」も提供。開業当初の生産量は1日数十個だったが、デパートへの催事出店が増加した今は、個以とし、地階に厨房を設置することにした。「建物上部は木造ですが地下はコンクリート躯体。業務用厨房機器は問題なく導入できました。階段外のテラス席は私の手づくりです」。夏から試作に取りかかったものの、たり、うまく固まらなかったりした。そこで、知人のパティシエに基本を教わり、キッチンスタジオを借りて好きなのですが、友人はやわらかいほうが好み。そこで両方を出すことにして、完成した厨房で配合や加熱上を製造し、売り切れ終いになることも少なくないという。菓子づくりを一から学び3 0 02 0 1 5ShopMenu015text:Nozomi Morokuma photo:Takashi Misawa4.窓際に設置した幅120cmの冷蔵ショーケースにプリンを陳列。トレードマークを配したトートバッグ、ノートなどのオリジナルグッズも販売している。 5.お客は出窓の外から商品を選んで注文する仕組み。小田急線代々木八幡駅から徒歩約5分の住宅街に立地。戸建て住宅の半地下を厨房、1階を売り場に改装し、テラス席を設置した。外階段を上がった先にある窓の中に冷蔵ショーケースがある。1.ふたに貼るロゴシールは商品ごとに色を変えてカラフルに。スプーンと、商品によってはカラメルソースなどを添えて提供する。店頭のほか通販、デパート催事でも販売。 2.ギフト箱は3個入りから用意。 3.ネット通販の商品はギフトパッケージで配送。冷蔵ケースを出窓に設置して販売窓口にバラエティ豊かな10品を提供。ギフトにも対応

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