cafe-sweets vol.187
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 3456約60坪の売り場は入口側がバウムクーヘンや焼き菓子の詰合せ、チョコレート商品のエリアで、その奥にプチガトーとアントルメ、季節のプチギフトなどのエリアが広がる。一方、バウムクーヘン売り場の奥にはカフェの注文カウンターがあり、その隣に15坪のカフェスペースが続く。昨年にはプチガトー、アントルメ、バウムクーヘン用のショーケースを一新。また、窓枠をアンティーク風に、窓ガラスを一部ステンドグラスに変更するなど、約1000万円を投じてプチリニューアルした。店の前の通りを挟んで斜め前の敷地スも開通しておらず、新興住宅地とでしたが、妻の実家が近かったので、ここに店を開きました。私がテレビオープン初日から大行列で。売り場した」。ところが、車社会のエリアにあって、駐車場は2台分のみ。店前の道路渋滞に危機感をもち、4 0 かっていましたが、せっかく移転するなら、大きな夢のある店をつくっいという気持ちが強かったですね」。詰めかけ、現在は1日平均平日3 5 バースデーケーキの需要も大きく、押し上げる進物用商品の手堅い需要店へ寄せる長年の信頼の証だろう。0 0万円を売り上げるまでになりま開業は1999年。以前は現在のに一軒家を建てて営業していた。「99年当時はまだつくばエクスプレ田畑が入り交じっていたのどかな街番組に出演していたこともあってか、と厨房合わせて20坪の、今よりずっと小さい店でしたが、年商1億8 0 移転したというわけだ。「前の店の規模のほうが利益率が高いことはわて、守谷のお客さまに恩返しをした 2億7000万円をかけて完成した〝お菓子の家〟には、さらにお客が〜30代のファミリーがおもな客層で生菓子と焼き菓子・ギフト商品の売上比率は半々。客単価を2 20 0円には、お客の8割を占める地元客が同開業当初から行列が絶えず移転して大型店に進化 0坪の畑だった土地に2007年に 0人、土日550人を集める。20代店づくりCheck 1SHOPENTREMETSCHOCOLATGIFT 015photo:Takashi Misawa入口前の噴水は清水さんたっての希望でできた。「南仏では街の至るところに噴水があって、まわりに人が集まる。そのイメージでにぎやかな店になってほしいと考えて設置しました」と話す。4.ボンボン・ショコラはバレンタインデーの繁忙期を除いて、常時15品を用意。 5.プチガトー40品はショートケーキなど通年の定番商品が全体の3分の1で、そのほかは旬のフルーツが出るごとに入れ替わる。 6.12品のアントルメ。バースデーケーキの需要が大きく、1日50〜150台を売る。全体の売上げの2割を占める。プチギフトや半生菓子のコーナーは生菓子のショーケースの前に配し、会計を待つお客のついで買いを誘う。店の顔であるプチガトーを最奥に配し、期待を高める郊外型パティスリー、繁盛の法則プチガトーのスペースから入口側のバウムクーヘンや詰合せギフトのスペースを望む。設計はジープランニング㈱に依頼。建築施工には2億円を投じた。

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