cafe-sweets vol.185
12/13

右/売り場には主力商品のタブレット約10種類に加え、グラノーラやチョコレートドリンク用パウダー、カカオティーなどが並ぶ。タブレットはカカオ豆とカカオニブ、試食用チョコレート、商品特徴を詳細に記したカードを添えて陳列。上上/ミッドセンチュリーをイメージしてデザインされた店舗は43坪。ソファ席、カウンター席など35席を用意し、コーヒー、チョコレートドリンク、カカオティー、ワイン、日本酒などのドリンクメニューのほか、チョコレートのテイスティングセットなども提供する。上/ショーケースにはボンボン・ショコラ9品、チョコレートを使った生菓子5〜6品、焼き菓子5品、チョコレートとナッツ入りのバゲットなどをディスプレー。 03-5728-6420  11時〜21時  水曜カカオ豆とオーガニックシュガーでつくるタブレットを主力商品に、自家製チョコレートでつくるボンボン・ショコラや生菓子、焼き菓子まで多彩なチョコレート製品を提供するビーン・トゥ・バー専門店「グリーンビーントゥバーチョコレート」。運営母体の㈱ロイヤル・アーツは、パリに拠点を置くチョコレート鑑定家のクロエ・ドゥートレ・ルーセル氏との出会いをきっかけに専門店の出店を計画し、2015年11月、東京・中目黒に同店をオープンした。 「できるだけナチュラルで良質な素材を使い、選別から包装まですべての工程を手作業で行うこと」をコンセプトとする同店では、栽培環境や発酵方法が明確なカカオ豆を各国の農園から直接購入。ショコラトリーやパティスリーで腕を磨いた製造スタッフが試作を重ね、産地や品種ごとに異なる豆のもち味を生かしたチョコレートに仕上げている。モダンなショップとカフェ、ガラス張りでチョコレートづくりの工程を間近に見ることができるファクトリーの機能を併せもつ店舗は約43坪。ショップには和紙に包まれたタブレットが常時約10種類並び、それぞれに試食品や商品特徴を詳細に記したカードなどが添えられている。こうしたサービスも「誠実なものづくり」をめざす同店らしいこだわりだ。同店は16年4月に福岡に2号店を開業し、17年にはサロン・デュ・ショコラ・パリに初出店。ワークショップも随時開催している。《 グリーン ビーン トゥ バー チョコレート 》greenchocolate.jptext:Nozomi Morokuma photo:Takashi Misawa080東急東横線中目黒駅から徒歩約10分。桜並木が続く目黒川沿いに立地する店舗はブルーを基調にしたシックなたたずまい。中目黒店東京都目黒区青葉台2­16­11    製造工程見学やテイスティングもできるファクトリー併設店CHOCOLATEgreen bean to bar

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る