M&Aで外食は年商30億円を突破できる
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M&Aは本来、異質な企業文化を取り入れたり、自らの企業文化を変えるために行なうものだと思います。過去を否定し、それまでとは違う企業として進化していくのが目的。それこそがM&Aによって生まれるシナジーであって、統合による効率化とかスケールメリットはM&Aの本質ではないんです。異質なものを同化させるのではなく、むしろ異質なまま併存させる。オリジンが違うもの同士が結合して、より次元の高い経営をめざそうというのがわれわれの戦略であり、これを「グループ連邦経営」と呼んでいます。次元が高い経営とは、どんな業態でもオペレーションでき、どんな組織でもマネジメントできる能力を持った人材が揃っていること。ようはプロフェッショナル集団による経営ですが、これを実現するためにM&Aは「機会を増やす」こと。成長力を生むことになります㈱クリエイト・レストランツ・ホールディングス代表取締役社長 岡本晴彦氏それが個々の企業にはない66  

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