フードコーディネーター教本2019
7/12

 古くから食はさまざまな地域に根ざし、人々は生活の中心としての食文化を生み出してきた。その地域の気候風土で育てた食材を用い、食品への加工法や調理法が開発され、それに伴って独特の調理道具も発達してきた。世界の食文化は、それぞれの時代背景と、移りゆく異なった自然環境のなかで受け継がれ、さらに進化している幅広く、奥深いものである。 今、食をコーディネートすることは、それらの食材や調理法、新しい調理機器といった知識に精通することと同時に、今日的なライフスタイルに合わせて、人々の食生活を豊かにする知恵を発揮することにほかならない。●第1章……食の歴史と文化と風土第2章……食品・食材の知識第3章……調理方法と調理機器食文化■科学―健康と栄養と安全■デザイン・アート―食環境デザインと芸術的創造性■経済・経営―経済的概念と食関連事業経営実務文化

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る