マルディグラ 和知徹の牛肉料理
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1 牛イチボは室温に戻して塩とコショ2カスエラ(陶器のココット)を弱火で312分後、オーブンから出して肉を裏4やすませた肉を切ってカスエラに戻089A小さな塊の肉に、柑橘のフレーバーを添えてローストにする。肉は黒毛和牛(尾崎牛)のイチボを使用。固くはないがしなやかな弾力があり、赤身だが脂も強く味も濃厚なので、バランスをとって塩は少し強めに。香味野菜や柑橘の香りをまとわせるようにして、ゆっくりと火を入れる。炭台があれば、熾火でゆっくりと焼いてもいいだろう。塩……3g(肉の重量の1.3%)コショウ……適量  玉ネギ(皮つきのまま8等分の ビーフフレーバーオイル (p.069参照)……大さじ3オレンジ・フレーバー・ソルト(p.080参照)……適量*ビーフフレーバーオイルがない場合はオリーブオイルを使用する。  くし形に切る)……2切れ  ニンニク(皮つき)……1片  オレンジの皮   (ピーラーで削る)……3枚  タイム(ひもでしばる)   ……10枝分  ローリエ……1枚ウをまんべんなくまぶし、少しおいてなじませる。ゆっくりと熱したら、ビーフフレーバーオイルを入れ、1の牛肉を脂身を下にして立てて入れる(写真)。ジュクジュクというくらいの火加減で焼き、軽く色がついたら肉を倒す(写真)。隙間にAの材料を並べ(写真)、200℃のオーブンで12分焼く。返す。この時点で七割程度の火通りなので、直火にかけて焼き色をつけながら火入れを調整する(写真)。金串を刺して確認したら、肉を皿に取り出して温かい場所で12分やすませる(写真)。し、肉の断面にオレンジ・フレーバー・ソルトを振る。材料(作りやすい分量)牛イチボ(黒毛和牛) ……1枚(250g)

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