基礎からわかるアメとチョコレートのピエスモンテ
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678EFGHIJ花びらの形状を変える。2〜3と同様にしてアメを薄くし、ハサミで切り取る。上側の縁の部分を外側に曲げてカーブをつくる。▶ 引きアメは曲げたり、折ったりして形をつくると、それによってできた湾曲部分や凸部分が光の影響を強く受けて輝く。この特性を踏まえて成形するとツヤを効果的にアピールできる。6をハサミで切った部分が下にくるようにして持ち、5に巻き付けるようにしてあてる。根元にバーナーの火をあてて接着する。6〜7をくり返し、花びらの枚数を変えて3サイズのバラを仕上げる。小サイズのバラは5のまわりに3枚を接着する。中サイズと大サイズのバラは5のまわりに3枚、さらにその外側に3〜5枚を接着する。▶ 貼り付ける花びらは、徐々に大きくしていくこと。引きが足りないアメ023G~HI~J仕上がったパーツは壊れないように注意ラップフィルムをリング状に巻いたものを簡易的な台座とするのがおすすめ。その上にバラを根元を下にして置くと安定感が出て壊れにくい。CHECK:ツヤしっかりと引いて美しいツヤを出す引きが足りず十分に空気を含んでいないアメは、これ以上薄くのばすと透けて向こうが見えてしまう。しっかりと引いたアメは透けずにツヤが出る。ただし、引きすぎるとツヤがなくなるので注意。温度を均一に下げていき、ツヤが出るタイミングを見逃さないこと。薄くなると急激に温度が下がり、固まりやすくなるので手ばやく作業する。カーブした部分が光の影響を強く受けるぼみのような形にする。これを3個用意する。しっかりと引いたアメ

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