基礎からわかるアメとチョコレートのピエスモンテ
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12345AFABCD2〜3と同様にしてアメを薄くし、切り取る。ハサミで切った部分が下にくるようにして持ち、4でつくった芯に巻き付けるようにしてあてる。根元にバーナーの火をあてて接着する。これをくり返し、芯のすぐ外側に2枚、さらにその周囲に3枚の計5枚を接着し、つ炊いたアメを使っておもなパーツをつくる。まずは、今回の作品の主役となるバラを制作する。バラは、私にとってアメ細工の「基礎中の基礎」であり、大定番。花びらの枚数を変え、大・中・小の3サイズのバラをつくる。薄くしてツヤが出た部分に親指の腹をあて、親指を押し込みながら引っ張ってのばし、ハサミで切り取る。▶ 親指の腹のカーブを利用して、花びらの輪郭をつくるイメージ。全体的に薄くなるように意識すること。022B~CD~Eツヤが出たらまとめて平らにし、一部を両手の指で挟み、引っ張るようにして広げながら薄くする。薄くなるにつれてツヤが増す。▶ 薄くして切り出したアメ(花びら)を水平に置いて真横から見たとき、先端が細い線に見えるように、部分的に厚みをコントロールしながら引っ張る。全体的に薄いほうが繊細さをアピールできる。ハサミで切った部分が下にくるようにして持ち、横にくるんと巻く。このとき、ふっくらとした見た目になるように、中心に適度に空洞をつくること。根元の部分は細く絞る。これをバラの芯とする。赤色の引きアメ用のアメを引いてツヤを出す。POINT❶ 位置をずらしながら花びらを接着する。❷ 花びらと花びらの間に適度な空間をあけ、光りのあたる部分とあたらない部分のコントラストを表現する。パーツづくり ①[ バラをつくる ]

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