傳 進化するトーキョー日本料理
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一一五ひとりにつき、むらさきうに2個を使用。殻からうにの身をはずす。そのうち半量は、こいくち醤油、酒、みりんを1対1対1で合わせて煮切った地に約10分間漬ける。残り半量は生のまま使う。少しかために炊いたごはんに、とびこを混ぜる。うにの殻の中に盛り、生うにをのせる。その上に、うにの漬けを重ねて盛る。おろしわさびを盛り、海ぶどうを添える。 ――――――――――――――――――――――――一五ページ山いもの昆布締めたたきおくら 温泉卵やまいもをかつらむきし、極細のせん切りにする。バットに昆布を敷いてやまいもを並べ、さらに昆布を重ねる。半日置く。おくらを刃叩きしてなめらかな餡にする。やまいもを器に盛り、温泉卵をのせる。めんつゆ(一一三ページ) をかけ、おくら餡とおくらの花を添える。――――――――――――――――――――――――一六ページうにと生ゆばのべっこう餡おろしわさび[べっこう餡 10〜12人分]  かつおだし 360ml こいくち醤油 20ml みりん 20ml 砂糖 約15g 葛粉(水で溶く) 適量かつおだしを火にかける。こいくち醤油、みりん、砂糖でやや甘めに味つけし、葛引きして火を止める。[仕上げ]器に生ゆばを盛り、生うにをのせる。べっこう餡をたっぷりとかける。おろしたてのわさびを天に盛る。――――――――――――――――――――――――一七ページ穴子の天ぷらとなすのお浸しおくら餡 ぶぶあられあなごを三枚におろす。小麦粉をまぶし、天ぷら衣にくぐらせて、揚げる。なすを網で焼き、皮をむく。味つけしただし(かつおだし12、こいくち醤油0.5、みりん0.5の比率)に浸しておく。おくらを刃叩きしてなめらかな餡にする。べっこう餡(「うにと生ゆばのべっこう餡」参照)をつくり、火を止めて温度が落ち着いたところで、おくらを合わせる。器になすのお浸しを盛り、あなごをのせる。おくら餡をこんもりとのせ、ぶぶあられを散らす。――――――――――――――――――――――――一八ページきのこ豆腐粟麩 赤こんにゃく 揚げぎんなん ぶぶあられ [きのこ豆腐] 天然きのこ 500g かつおだし 適量 牛乳 1280ml 葛粉 180g富士山麓で摘んだ数種の自生きのこ(やまいぐち、はないぐち、ぼりぼり、やまどりたけもどき、あみたけなど)を掃除する。かつおだしでさっとゆで、引き上げる。これをミキサーにかけ(必要ならだし

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