チーズの皮は食べてもよい? 熟成が進んだチーズのケアは? 小さくなったチーズはどう扱う? まずはどんなチーズをそろえればよい? お酒の飲めないお客さまへのチーズのすすめ方は? 等々、レストランやショップなどで、誰もがよく遭遇するさまざまな疑問に、経験豊かな著者が一問一答で簡潔に答えるQ&A方式のハンドブック。
チーズって何? に始まる素朴な疑問から、品質・熟成の見極め方、機器や道具のそろえ方、保管法、サービステクニック、接客手法まで、設問数は厳選125。
付録の用語解説や、P.D.O.ならびにA.O.C.チーズ一覧も充実の内容。コンパクトながら現場で必ず役立つチーズサービスの便利帳です。
通勤などの移動中や、ちょっとした空き時間にも開きやすいハンディな造本。
大部分は1問1ページで完結するQ&A形式になっているので読みやすく、チーズのイラストに誘われてペラペラとページをめくっていくうちに、「なるほど」とチーズの疑問が氷解していきます。
第1章/チーズのイロハ
第2章/機器・道具のそろえ方
第3章/仕入れ方・選び方
第4章/品質チェックとケア
第5章/よりよい保管法
第6章/プラトーを作る
第7章/チーズサービスの実際
第8章/飲みものとの相性
第9章/資格とレストラン運営
レストランにおけるチーズサービスの流れに沿って、大きく9つの場面設定をし、章としてくくりました。
第1章から読み進むもよし、疑問に思っていたり、どうしようかと迷っている具体的な事がらから入っていくのもよし。それぞれの使い方で役立てていただけます。付録として掲載した用語解説と、P.D.O.(原産地名称保護)、A.O.C.(原産地統制呼称)チーズ一覧は、資料として非常に有用。
本書では、些細なことだけれどチーズを扱うには実はそこが大切だというポイントを丁寧に拾い集め、初心者でもわかりやすいように、Q&A形式でやさしく語りかけるように解説しています。読み進むうちにチーズがぐっと身近なものに感じられ、その楽しさを自分自身も味わいたいと、必ずや思ってもらえると確信します。